BORED METHODのオイルで使用している全材料が配合された非常にレアなオイルです。
基本的にターゲットサンプルとしてはBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDとしていますが、更に面白い効果も加えました。
静粘度はBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDとほぼ同じ低中粘度なのですが、247の方が動粘度に優れています。例えるとオイル表面上は低粘度ながら芯の部分はしっかりとした中粘度が存在しているイメージと言うか、最初は低粘度が素早く浸透しながら後からゆっくりと低中粘度が重なって来ると言うか。
早速チェーンに注油してみましたが、注油直後はチェーンを通り越して少し垂れます。でもそれ以上の目に見える形で厚い油膜がチェーンをしっかりと覆っています。
BORED史上こんな効果は初めてです。
これは確実にBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDには無い面白い効果だと思います。
この動粘度具合を実際の走行で表現してみると漕ぎ出しの初速時と速度が加わり始める加速時のみに対応しています。初速時となる漕ぎ出しの軽さは非常にスムーズながら加速時は荷重がかかった分だけ後押しされている様な感覚です。
もちろんこの247は粘度特性だけを重要視した訳ではなく、各添加剤も高割合で添加配合されているので、耐久性も寿命も他社とは比較にならないほど優れています。
100%化学合成エステル基油、100%化学合成ノンポリマーエステル基油、ポリアルファオレイン合成基油の3種ブレンドに加え、特殊皮膜生成添加剤、硫黄系極圧添加剤、燐酸系摩擦調整剤、非ニュートン系粘弾性添加剤の全てが配合されています。配合割合の詳細は企業秘密ですが、材料は上記のとおり全てBOREDの製品で使用している最高品質な物になります。
今回は試験的にBORED STORE直販限定としますが、上記材料を使用しているので当然ながら現行ラインナップを組み合わせていけば同様のオイルもカスタム可能です。
先日このBLOGでお伝えしました様に、ユーザーからのリクエストによりLIGHT DUTYよりも重くTHICK HEAVYよりも軽い粘度としながらも比較的使用しやすい粘度に仕上げました。この247をカスタムオイルの中核として使用する事も推奨していますので、是非ともこのユニークな粘度特性を利用し、カスタムオイルの有効なバリエーションとしていただければと思います。
オイル自体は既に完成していますので、デカールが到着次第BORED STORE直販限定として年内発売致します。