2020/10/27

フィッシングユースでは径の太さから多少の使い難さを指摘される事もあるMETHODのスポイド容器ですが、ルーツであるサイクルユースの場合であれば、一番用途の多いであろうチェーンへの塗布には最適な太さとなっています。
一般的な1/8"でも3/32"でも画像の様に少し先細りされたスポイドがジャストで左右リンクプレートの間にハマる為にブレずに素早く塗布する事が出来ます。
同じくハブで使用される6000番代のシールドベアリングにおいても、ハウジングの内輪と外輪の間にハマる為にこちらも素早く正確に塗布する事が出来ます。
その他ブレーキレバーのピポッド、ブレーキアーチのピポッド、ディレイラーレバーなど細かなパーツの集合体部分には少し塗布し難い部分もありますが、これらは市販のスポイドやシリンジなどを別途ご用意して頂いたり、瞬間接着剤の拡張パーツ?である別売りの先細ノズルがジャストでハマりますので参考まで。
基本的に晴天時の舗装路走行をはじめレースやコンテストを意識した走行においてはLIGHT DUTYオイルを、天候に関わらず常時使用している通勤通学や業務用をはじめシクロクロスやマウンテンバイクにはBSLRオイルを、事前に脱脂洗浄した上で上記のMETHODオイルをバージンな状態でオイルアップして頂くのがお勧めです。
最近では空気も乾燥しはじめ季節の変わり目を迎え様としていますので、これから本格的な冬に突入する前の事前メンテナンスとしてゼヒMETHODのオイル&グリスをご使用ください。

2020/10/22

大変お待たせしておりましたVITALのPHASE(7th)が今月末までの入荷となります。
と言う事で毎回少量の入荷につき本日の18時よりBORED STOREにてプリオーダーとして先行受注を開始させて頂きます。
今回のプリオーダーにて承りました発送につきましては、今月末から来月頭までには全て発送させて頂きます。
また、今回BORED STOREにて買い逃した方は、後日BOREDお取り扱いDEALERのHEDGEHOG STUDIOでもお買い求め頂けますので、ゼヒ入荷のアナウンスなどをチェックしてみてください。
緊急のアナウンスとなりましたが本日18時よりBORED STOREにてご注文をお待ちしています。
ついでに欠品していたGOLYATオイルも近日入荷となりますので同梱でのご注文も可能につきゼヒ。

2020/10/15

18日に入荷予定とアナウンスしていましたBOREDのMFBPS-LSですが、ウッカリしていまして18日は日曜日につき定休日となる為、週明けの19日より順次デリバリーを開始させて頂きます。
これにて最後のMFBPSロゴとなりますが、現時点でサイズやカラーにより完売も出ており残りのも僅少となっていますので、ゼヒお早目にBORED STOREよりご注文をお待ちしています。

 

2020/10/14

BOREDお取り扱いDEALERのFESNより新たに展開されたW・P・S・IことWORLD・PANDEMIC・SPEED・INJECTION。
FESNの森田貴宏が追及するスタイルを具体化した新たなスピードエクイップメントブランドになります。
FESN loboratoryではオリジナルシェイプのハンドメイドクルーザーを展開していますが、それらにアッセンブルするパーツ各種がW・P・S・Iより続々とリリースされる中、BOREDもMETHODより別注生産として画像のBLACK OILをお手伝いさせて頂きました。
今までにもFESNオリジナルスケートボードオイルKRSシリーズをお手伝いさせて頂きましたが、今回はW・P・S・Iカラーを象徴する新たなクルーザー用スピードオイルとして、METHOD製品で言うところのGOLYATに近い粘度ながら極圧性と減摩性を向上させて人体+スケートボードの衝撃や荷重を元に更にオーバースペックな数値で設計しています。
近日中にはFESN loboratoryへ大量納品となりますので、ゼヒW・P・S・Iギアと併せてご使用頂ければと思います。

2020/10/09

先日の6thロット分がBORED STORE分及びHEDGEHOG STUDIOにて即完売となりましたVITALのPHASEにつきまして、連日次回入荷のお問い合せを頂いております。
9月30日付けのBORED BLOGでもアナウンス済となりますが、このPHASEは福岡のビルダーThirdHandによるハンドメイドにつき月産数に限りがございます。
その為に基本的に各月の下旬~上旬に一度の入荷となりますので、次回は10月下旬の予定としてご確認頂ければと思います。
毎回の事となりますが入荷目安が判明次第BORED STOREでは先行受注を開始させて頂き、その後入荷した際にはHEDGEHOG STUDIOにてお買い求めも頂けますので参考まで。
また、次回の7thロットよりエンジニアプラスティック製のボルトに装着されているシリコンゴムが画像の黒いフッ素ゴムへ変更となります。
頻繁に開け閉めする目立つパーツではありませんが、シリコンゴムよりも更に耐久性と耐油性のあるフッ素ゴムの使用につき事実上のアップグレードとなります。
VITALのPHASEにつきましては上記をご確認頂き、併せてBORED STOREの製品ページにも同様に記載済となりますのでご確認頂きます様お願い致します。

2020/10/07

BORED STOREの一番下には「特定商取引法に基づく表記」と言う記載があります。
これは通信販売を行う上で事業者が記載及び表記する義務のあるページとなりますが、通信販売を行う上での詳細事項や注意事項が明確に記載されています。
こちらに記載されている事がBORED STOREでの全てとなり、その他イレギュラーな対応はBORED STORE上では一切行っておりませんのでご注文前にご確認をお願い致します。
具体的なお問い合せ例として、先ず、領収書の発行などについて手書きが必要との場合においては別途対応させて頂きますが、基本的にはお客様の決済時控えを領収書としてご使用頂いています。
次に、到着した品物の破損などにつきましては全て運送会社の指示に準じていますので、お客様より運送会社へお問い合せの上で運送会社の連絡を確認後に交換及び発送の手配とさせて頂きます。
最後に、品物の不着や誤送などにつきましてはBOREDでは具体的に対処する事が出来ませんので、お客様より運送会社へお問い合せの上で請求を行ってください。
上記に伴う運送会社や金融機関などからの連絡において、ご注文時の詳細などを提示する事がありますので予めご了承ください。

2020/10/05

突然ですが、BORED STOREで使用しているレンタルカートのBASEより、BASE登録ショップ数120万を記念した5%OFFクーポンが届きました。
BORED STOREの全製品が5%OFFにてお買い求め頂けるお一人様一回限りのお買い得なクーポンコードです。
ご利用は決済画面の入力欄へクーポンコード:shop120thxをご記入頂けると最終確認画面にて5%OFFが反映されます。
クーポンコードのご利用期間は10月6日~10月20日まで有効となりますのでゼヒこの機会にご利用ください。

BOREDのMETHODオイルを含めたベースオイルの種類や違いを分かり易く説明したいと思います。
先ず前提として食品や化粧品では無いホビー用オイルを含む工業用オイル全般とは、主成分のベースオイルと副成分の各種添加剤を配合した物から出来ています。
そのベースオイルは大きく分けて4種類が一般的で、一つ目は鉱物油やミネラルオイルと呼ばれる物、二つ目は合成油やPAO等と呼ばれる物、三つ目は化学合成油やシンセティックオイルと呼ばれる物、四つ目は上記の所謂オイルとは異なるシリコーンオイル等。
取り敢えず今回は特殊な四つ目を省いた一つ目から三つ目迄で説明します。
オイルのグレードとして品質や性能において一番安価な物が一つ目の鉱物油で、逆に一番高価な物が三つ目の化学合成油となり、二つ目の合成油が中間と言う位置付けです。
つまり簡単に例えると鉱物油は外国産米、合成油は日本産標準米、化学合成油は日本産高級米と言った感じです。
METHODでは全てのオイル製品において日本産標準米と日本産高級米を使用し、製品によってはこの両方を適正な割合でブレンドしていると言う事で、安価で不純物が多く品質や産地が曖昧な外国産米は一切使用していないと言う事です。
と言う例えであると分かり易いかと思いますが、実際に外国産米とは上手い例えであって、鉱物油は文字通り地面から掘り出した原油を精製して作られるオイルなので、鉱物油の主な種類となるパラフィン系とナフテン系では原産地が異なります。
つまり原産地が異なると言う事は成分が異なると言う事で、同じく不純物の量も様々で一定ではありません。
日本とは真逆のブラジルでは地面の地中深くの状況が異なると言うとイメージし易いかと思います。
精製技術が進んでも元は自然から得た材料である為に品質に不安定な要素が多くなってしまうのが鉱物油であり、これを解決する為に材料に手を加え人工的に安定化させ品質や性能を向上させた物が合成油です。
そして化学合成油とはこの合成油では対応し切れない更なる油膜強度や対応温度を追求した物として、完全に化学的に作られたオイルとして最高レベルの物を示します。
さて、これらオイルのベースを上記の様に米で例えましたが、ではこれらの米を炊く際に使用する水には何を使うのか?
この水に該当する物が各種添加剤となります。
水道水なのか?ミネラルウォーターなのか?更に調味料を入れるのか?出汁を入れるのか?これらにより出来上がる製品の目的を味付ける事が出来ると言う訳です。
METHODオイルもグリスも何処かの業者へ丸投げ依頼したOEM製品では無く全てはBOREDオリジナルの設計による物となりますが、ベースオイルの生産自体は提携業者の工場で生産されており、ベースオイル1種類につき200L単位で生産する契約となっています。
それを年に6回として隔月の奇数月に分散させて生産し各製品に使用していますので、現時点ではべースオイルが5種類となり、これらの組み合わせと先に述べた各種添加剤の配合により現在のMETHODオイル7製品に展開されています。

2020/10/01

BOREDで長年採用しているオイル容器は日本国内生産の容器を使用しています。容器のボトル部は一般的にもペットボトルとしてご承知のPET素材となりますが、素材が厚く透明度も高い為に稀にガラス瓶と誤解される事もあります。
このPET素材の特徴はとにかく割れ難いと言う事にあり、自宅での使用以外にもフィールドへ持ち出した際に破損が起こり難い事を想定し、リサイクルの観点からも廃棄を容易に済ませる事が出来ます。
スポイド部については先日もアナウンス致しました様に、通常は通称NBRゴムのニトリルゴムを使用していますが、NBRゴムが欠品時には代用としてエラストマーを使用する事となります。
但しどちらの素材も極僅かな質感違いにつき見た目からは判断が出来ませんが、少し硬さや厚みが異なる程度の差となりますので違和感無くご使用頂けると思います。
そのスポイド部のキャップ部にはセキュリティロックを備えており、これもまたペットボトル飲料と同じく新品未使用時に開封する事で初めてセキュリティロックが解除されますので、内容物が常にフレッシュな状態である事の確認が容易となります。
そして最後にこのボトルの規格サイズとしては15mlが想定されていますが、基本的に油性液体の場合は容器全体の容量に対し80%までの充填が推奨されています。
つまり容器の規格に基づいて充填を行うと15mlでは内容量が少なく感じる見た目となってしまいますので、BOREDでは全てのMETHODオイルにおいて実容量16ml以上を充填しています。
価格に比例してBSLR、HYDRA、CHIMERAにおいては殆ど17mlの充填としていますが、液体につき一滴二滴の固体差やスポイド部をセットアップした際の空気量の差から多少見た目に差が出る様に見える場合もあります。
あくまでもBORED STORE上での表記は15ml以上としていますが、実際にはMETHODオイル全てにおいて16ml~17mlが充填されていますので参考まで。
過去にも容器については余り詳しくお伝えして来ませんでしたが、古くは30ml容器を使用していた時代もから継続して既に10年以上もこの容器を採用し続けています。
精度も強度も良いボトル部とセミカスタムとして指定した仕様でアッセンブル出来るスポイド部など非常に使い勝手が良いのですが、価格が高価な事だけがネックにも関わらず他に最適な容器が出て来ない事もあり今後も継続して採用して行くつもりです。
尚、同容器を使用した外観の類似するオイルにつきましては、BOREDとは一切関係の無い製品につきお間違い無い様ご注意ください。
現在は殆どの在庫補充が完了していますので、引き続きMETHODオイルのお買い求めはBORED STOREまたは全国のMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。