2021/06/30

先日もBOREDのSNSにてアナウンス致しました様に、この度サマーシーズン限定生産としてBOREDのオリジナルロゴを使用したORIGINAL LOGO-Tを数量限定生産致します。
早速一昨日から生産を開始していますので7月16日の入荷より順次デリバリーとさせて頂きます。
日付の変わった明日7月1日より先行受注としてプリーオーダーを開始致しますので、ゼヒBORED STOREをチェックしてみてください。
尚、サマーシーズン限定生産につきワンロットとなりますので、先行受注での決済確認をもって正式な受注確定とさせて頂きます。
サマーシーズンもゼヒ各フィールドでのご愛用をお願い致します。

2021/06/29

高粘度DELTAグリスと真逆の超低粘度OMEGAグリス。
そしてそれらの中間に位置する中粘度のALPHAグリスと低粘度のTHETAグリス。
先月超低粘度のOMEGAグリスを発売した事でようやくコンプリート出来たBOREDのMETHODグリス製品です。
全てウレア系グリスとして一般的なリチウムグリスと比較し2倍以上の耐水性と耐熱性を実現する事が出来る素材となりますが、BOREDのMETHODでは敢えて一般的なグリスの特徴に倣わず、粘度と粘性を反比例させた設計としています。
粘着性や粘弾性を示す粘性を高粘度のDELTAグリスでは極力少なく設計し、逆に超低粘度のOMEGAグリスでは上記の粘性を非常に多く設計していると言う事です。
この反比例させた意図としては世のセオリーとなる高粘度イコール高粘性では流動性の乏しさから粘度抵抗が上がり過ぎてしまい、回転や潤滑をグリスの粘性が妨げてしまう点を懸念した事にあります。
そしてその逆に低粘度イコール低粘性では流動性が優れてしまい塗布箇所への定着率が乏しくなり、経年による遠心力や重力の影響で吹き飛んでしまう量が増えてしまう事を懸念しています。
常に油膜強度を最善として考えているBOREDのMETHODとしては、全ての油脂は例え極薄油膜となっても定着している事が最重要と考えていますので、物理的な要素から粘度と粘性を反比例させた設計としていると言う事です。
但し、化学的な要素としては配合された基油や添加剤の分子間結合を全てのグリス製品で同等となる様に調整していますので、簡単に言えば高粘度だから強い低粘度だから弱いと言う事にならない点も特徴となります。
もちろん上記の粘性についてはあくまでもBOREDのMETHOD内での基準となり、例えば目安としてDELTAグリスにおいてはクリームチーズを連想させるネットリとした質感はキチンと備えていますので、各ジャンル共にメーカー純正グリスの粘性に近い質感と言う認識で問題無いかと思います。
お買い上げ時の目安としてゼヒ参考にしてみてください。

2021/06/17

BORED STOREで使用しているレンタルショッピングカートのBASEより、150万ショップ開設を記念した5%OFFクーポンが配布されました。
ご利用に際しては決済画面の入力欄へクーポンコード:0618thx150をご記入頂けると、最終確認画面にて5%OFFが反映された金額が表示されます。
BORED STOREの全製品が5%OFFになるお一人様一回限りのお買い得なクーポンコードとして、明日6月18日~6月24日までの有効につきゼヒこの機会にご利用ください。

2021/06/15

早速で恐縮ですが、BOREDのVITALが別注生産を依頼していました福岡のThirdHandによるPHASEハンドルノブにつきまして、本日付けで生産完了として廃盤が決定致しました。
ThirdHand側にて材料の価格高騰が影響し、以後の生産において現実的な販売価格でのご提供が難しくなった事が原因となります。
今迄BORED STORE並びにHEDGEHOG STUDIOにてお買い上げ頂きましたお客様におきましては大変有難く思っていますが、以後はまた別の機会を模索して何か後継となる様な製品を展開出来ればと思っています。
急なご案内となりましたが、上記にて何卒ご理解頂けます様お願い致します。

2021/06/11

BOREDのMETHODとしてフルモデルチェンジを行って来たグリス製品が今年5月にようやくフルラインナップとなりました。
メイン素材をウレア化合物へ変更する事で、過去製品のグリスで使用して来たリチウム素材よりも耐水性と耐熱性に優れ、また新たな添加剤の相乗により極圧性、油膜性、粘着性が向上した全天候型グリスとなります。
高粘度2号のDELTAグリス、中粘度1号のALPHAグリス、低粘度0号のTHETAグリス、超低粘度0号マイナスのOMEGAグリス。
高粘度ながら粘弾性と粘着性を抑えシリーズ中で最も肉厚さと密度を得られるサッパリとした質感のDELTA。
中粘度として粘弾性と粘着性を若干向上させ密度と流動を両立させた汎用性の高いマルチパーパスなALPHA。
低粘度らしい粘弾性と粘着性でシルキーな運動作用を損なわずに油膜の維持と流動を両立させたTHETA。
超低粘度ながらシリーズ中で最も粘弾性と粘着性を持たせユニークな糸引効果によりノイズレスを追求したOMEGA。
いずれも粘度や粘性は異なりながらも極圧性は大差の無い数値を実現し、ユーザーが好みの粘度や粘性で使用し易いセレクトとなり、また塗布量に関わらずフィーリングの変化が少ない点も特徴です。
4ラインナップは共通するウレア増ちょう剤と配合されるポリアルファオレフィン合成油及び各種添加剤が同一となり、ユーザー自身で更にお好みの粘度や粘性に混合カスタムする事も可能です。
尚、BOREDのMETHOD製品は全てオリジナル素材につき、他社製品との混合により生成被膜が侵される場合がありますので、他社のオイルやグリスとの併用は完全なクローズド環境で無い限り極力避けてご使用ください。

2021/06/01

BOREDのMETHOD新製品として先日発売した超低粘度ウレアグリスOMEGA。
ファーストサンプルからウレア系グリスの増ちょう剤基油の配合割合を何度も変更してTHETAグリスをベースとした最終サンプルへ行き着きましたが、そのファーストサンプルを使用していたカルカッタコンクエストDC 201HGを本日分解。
以前のTHETAグリスから引き続きのサンプルテストで酷使し、もう何十回と分解と組立を繰り返した事でネジ類などが消耗して来た事もあり、METHODお取り扱いDEALERのHEDGEHOG STUDIOにて消耗パーツを取り寄せしました。
OMEGAグリスのメインターゲットよりもオーバーウェイトなルアーやタックルのセレクトでひたすらにフルキャストを繰り返して来たにも関わらず、本日分解した状態は画像のとおり非常に良好となり、金属摩耗も極僅かで油膜はどの箇所にもキチンと確実に残っています。
これでようやくお役御免となった事で、本来適正と考えるオイルとグリスでしっかりとメンテナンスを行います。
今後このカルカッタコンクエストDC 201HGはシーバスでのビッグベイト&ビッグルアー専用としてMETHODお取り扱いDEALERのMonster Kissから入手したDear Monster MX-8+改をメインとしますが、ヘビーウェイトなルアーにプラスして剛竿と言う事からメインギアとピニオンギアにはDELTAグリスとOMEGAグリスを7:3比率で混合したカスタムグリスを、ウォームシャフトにはOMEGAグリスを、ワンウェイとスプールベアリングにはCHIMERAオイルを、ボディ内部の各所ベアリングにはLIGHT DUTYオイルを、ドラグにはALPHAグリスを、その他組付時のアッセンブルオイルにはLIGHT DUTYオイルを使用します。
回転時の安定を求めたタフな状況下での耐久性を重視したセレクトとして、また普段他のベイトリールでは使用しないドラグ使用も考慮してキチンと分解洗浄後に組み付けて行きます。
昨日METHODお取り扱いDEALERのKOYAMAN WORKSにてアップして頂いた様に、BOREDのMETHODオイル&グリスは経年後にもスラッジやダストなどが発生し難い点は、最高品質のシンセティックオイルをベースにポリマーの使用を極力少なくする事で、摩擦熱や回転熱によるスラッジやダストの発生を極限まで抑える事が出来ている証です。
2003年より強靭な油膜性と適正な極圧性こそがオイルとグリスに最も重要と考えるMETHODのコンセプトを是非お試しください。