2020/08/31

過去より重複したご案内とはなりますがMETHODオイル&グリスの生産ペースにつきましては隔月の奇数月に在庫補充生産を行っております。
全ての製品に化学合成油及び合成油を使用している事から、通常環境の場合におきましては一般的な鉱物油と比較して酸化や劣化を起こし難い性質とはなりますが、極力ユーザーにはフレッシュな状態でお届けする事を信条としており、2003年の立ち上げ以来から隔月の奇数月に在庫補充生産を行う事を継続しております。
その為にご注文タイミングによっては欠品となってしまう場合も生じ大変ご迷惑をおかけ致しますが、現在の欠品状況及び次回入荷の予定タイミングを下記に記載致しますのでご確認をお願い致します。
また、BOREDののMETHOD製品は全国のMETHODお取り扱いDEALER各店でもお買い求め頂けますので、下記のアドレスよりご確認頂ければと思います。
METHOD DEALERS https://bored.thebase.in/blog/2017/08/22/123022

BSLR:9月中旬
HYDRA:9月中旬
CHIMERA:9月7日
LIGHT DUTY:9月中旬
THICK HEAVY:9月中旬
KRAKEN:9月10日
GOLYAT: 9月10日
DELTA: 9月10日
ALPHA: 9月10日
LDG:在庫有
THG:在庫有

尚、新製品CHIMERAにつきましては、他の製品よりも若干早い在庫補充の手配を開始しておりますが、新製品につき早い動きを見せていますので引き続きBORED STOREまたは全国のMETHODお取り扱いDEALER各店にてお早目のご注文をお待ちしています。

2020/08/26

今週からMETHOD新製品オイルCHIMERAの発売準備や出荷準備を開始致しましたが、ちょうど上記作業中にアナウンスし忘れていた件を思い出しましたのでこのタイミングにてご報告させて頂きます。
現在METHODオイルで使用しているPETスポイド付容器に関し、スポイド部のゴム素材のアップグレード実施していました。
以前までは天然ゴム素材を使用して来ましたが、METHODオイルの様に全てのオイルが化学合成油または合成油となる為に、使用に際しゴム部分が膨張する事がありました。
オイル製品の種類により膨張しない物もありましたが、その膨張を全製品にて改善する為にゴム素材をニトリルゴムへ変更しています。
ゴム部分の膨張自体が中身のオイルに悪影響を及ぼす事は一切ありませんが、使用に際しての不具合や外観状の改善としてのアップグレードとなります。
今年の春先から既に上記のアップグレードを開始し、7月生産分以降は全てにおいてアップグレードが完了していますので、現在は全てのオイル製品においてアップグレード済となります。
ちょうどコロナ全盛のタイミングだった為にすっかりアナウンスをし忘れていましたが、METHODお取り扱いDEALER各店の在庫によっては旧タイプも混同している場合もありますがご容赦頂けます様お願い致します。
また、今週いっぱいは新製品オイルCHIMERAの発売準備につき外注倉庫での作業が続きますので、お問い合せ等につきましては週明けより順次対応させて頂きますのでご了承ください。

2020/08/24

本日18時よりBORED STOREにて先行受注を開始致しましたMETHODから1年半ぶりの発売となります新製品オイルCHIMERA。
CHIMERAオイルの詳細はBORED STOREの製品ページに記載していますが、BOREDのMETHODオイル製品史上で最も油膜の初期状態維持が長いオイルとして、低粘度ロングライフオイルでサッパリした感触の粘性バリエーションになります。
余り頻繁に注油を行わない入り組んだパーツや特殊構造のパーツなどへ、また逆に頻繁に摺動し続けている間接パーツなどへ、粘度VG9相当のGOLYATオイルと粘度VG46相当のLIGHT DUTYオイルの中間的な粘度で、LIGHT DUTYオイルに次いでフルエステル化学合成油をベースとしたオイルとなります。
先行受注分につきましては9月1日より順次デリバリー開始となりますが、初回生産分に限りBOREDのMETHODお取り扱いDEALER各店分と同一在庫となりますので是非お早目にBORED STOREよりご注文ください。

2020/08/20

現在行っている最終サンプルテストを経て月内に発売を予定していますBOREDのMETHOD新製品キメラ。
LIGHT DUTYオイルに次ぐ100%エステル化学合成油の低粘度オイルとなりますが、メインターゲットとしてはワンウェイクラッチやローラーベアリングなどの呼称で知られるカムクラッチ構造のベアリングです。
パーツその物が機械的な構造を持った特殊なベアリングとなりますが、あくまでも専用では無く推奨と言うターゲットの方向性はオイルの宿命として、サブターゲットとしてはミニチュアベアリングはもちろん特にピポッド部全般には非常に適したオイル特性となっています。
METHODユーザーにおいてはKRAKENオイル及びHYDRAオイルとLIGHT DUTYオイルの間を埋めるオイルとして、既に存在しているGOLYATオイルよりも僅かに高粘度となります。
つまり低粘度順から言うと粘度7相当がKRAKEN同じく粘度7相当がHYDRA、粘度9相当がGOLYAT、粘度15相当がCHIMERA、粘度46相当がLIGHT DUTYの順となりますが、これらの粘度差は数値と実物イメージが一致しない場合もありますので参考まで。
このCHIMERAが特筆すべき点としては100%エステル化学合成油をベースとして、極力ヌルッやベトッとしたオイリーな感触を抑え、比較的サッパリとした感触を重要視しています。
サッパリとした感触ながらもその反面究極まで揮発や固着を抑える機能として、長期に渡り強靭な油膜を維持出来る点についてはMETHOD製品で一番の油膜寿命を誇ります。
また兄弟製品?となるHYDRAオイルと同様に防錆性にも優れた効果を発揮しますが、防錆の手法としてHYDRAオイルとBSLRオイルは同じ防錆添加化合物を使用し塗布後から特殊な防錆被膜を生成するタイプとなり、今回のCHIMERAに関しては防錆添加剤タイプとする事で防錆被膜が潤滑の妨げになる事を避けて更にサッパリとした感触を追求しています。
常に摺動や回転している部分を前提として長期に渡り潤滑と防錆を維持しながらも、酸化や劣化に寄る固着や揮発を極力避ける目的として頻繁に注油を行う事が出来ない部分にご使用頂ければと思います。
フィッシングリールのワンウェイクラッチやローラーベアリングへ使用する目的から生まれたCHIMERAですが、通常のスプールベアリングやノブベアリングへの使用はもちろん、サイクルパーツのブレーキレバー、シフトレバー、ディレイラー、プーリーなど比較的低荷重ながら頻繁に摺動している関節部に、ゴミやホコリなどの付着を抑えながらも長期の防錆と潤滑を付加する事が可能となります。
具体的な発売については後日改めてアナウンス致しますので、BOREDのBLOGまたはSNSをチェック頂ければと思います。

2020/08/19

サイクルユースのヘッドセット、ハブ、ボトムブラケット、ペダルなどの所謂カップ&コーン構造の場合において、カートリッジ構造のシールドベアリング並みの耐久性までブラッシュアップさせる為には、METHODのDELTAグリスまたはALPHAグリスをご使用ください。
特に焼き付け痕の無い状態や錆が進行していない状態であれば現在ご使用のグリスを脱脂洗浄した後にDELTAグリスまたはALPHAグリスをご使用頂く事で、カップ&コーン構造の宿命とも言えるシール性の乏しさを補う事が出来ます。
基本的にグリスの場合はどのベアリングパーツにおいても目安としてパーツ体積の40%~50%程度にグリスが充填されていれば問題ありません。
たまにカップが埋まる程にグリスを充填している画像などを見かける事がありますが、これは確実に無駄が多くベアリング自体の回転に支障が起こります。
カップとコーンには下地の金属が見えない程度の厚みで均一に塗布し、ボールベアリングやリテーナーは表も裏も全体がグリスで覆われている程度が塗布の目安となります。
クリームチーズの様な質感と粘度のDELTAグリス、それよりもワンランク粘度を下げたALPHAグリス、共にウレア系成分を使用している事により一般的なリチウム系成分と比較し大きく耐水性が優れ、使用出来る温度範囲も更にワンランク広い対応となります。
摩擦や極圧を防ぐ事を最大限の目的としているグリスにおいて、DELTAグリスとALPHAグリスは更に耐水性と防錆性に優れ、真水だけで無く塩水においても十分な防錆効果と形状維持を保つ事が出来ます。
特に夏季シーズンにおいて不意の豪雨や台風など雨天への対策として、また海辺で行われるシクロクロスやトライアスロン、そして何よりもステムやヘッドセット周りに垂れる事が多い自身の汗などにおいてもオーバースペックな耐久性で貢献出来るでしょう。
カートリッジ構造のシールドベアリングに匹敵するディフェンス策として、ゼヒBOREDのMETHODが誇るDELTAグリスとALPHAグリスをお試し頂ければと思います。
引き続きのお買い求めはBORED STOREまたは全国のMETHODお取り扱いサイクルショップにてお待ちしています。

2020/08/17

BOREDは本日より通常営業を開始しておりますが、夏季休業期間中に頂いていました送料無料サマーキャンペーンへのご注文につきましては本日と明日には全て発送させて頂きます。
また、お蔭様でBOREDのMETHODオイル&グリスのご注文を多数頂き、現時点での在庫が少なくなって来ました。
特にBSLRオイル、ALPHAグリス、KRAKENオイルの3製品については在庫が少なくなっていますので、次回の在庫補充生産となります9月中旬までには欠品となってしまう恐れがあります。
予報では今月いっぱいまでは残暑も厳しいとの事でしたので、特に金属同士が常に摺動しているベアリング周りのケアにつきましては定期的な注油を忘れずに行ってください。
引き続き暑い日が続きますので身体のケアとして水分や塩分の補給も忘れずに、併せて金属製品の豪雨や猛暑ケアにはBOREDのMETHODオイル&グリスを是非ご使用ください。

2020/08/12

猛暑?酷暑?が続きました昨日と本日は通常営業となりましたが、明日13日から16日までの4日間は夏季休業となります。
本日の定時までにご注文を頂いていましたお客様へは全ての発送が完了致しましたが、お盆休中につき運送上の遅れなどが生じる場合もありますのでご了承ください。
先日のご案内どおり夏季休業とはなりますが16日までは送料無料サマーキャンペーンも実施中となりますので、引き続きBORED STOREよりご注文をお待ちしています。
今年は長い梅雨がようやく明けた途端に猛暑が続いていますので体調管理に十分気を付て、またコロナの感染拡大への懸念も含め遠出を控えてゆっくり過ごすのも良いかもしれませんね。
田舎の無い自分は近場でのアウトドアやフィッシングでリフレッシュしようと思います。

2020/08/08

結局、三連休の初日は休日出勤していますので新たに投稿でも。
早速ですが、BORED STOREよりお買い上げ毎に1枚必ずサービスで付属しているNOVELTY STICKERのデザインがアップデートしました。
本日より開催中の送料無料サマーキャンペーンよりご注文毎に付属していますのでゼヒ引き続きのご利用をお待ちしています。
また別売の製品としても同じくアップデートしていますので、タックルボックス、フレーム、バトンホイール、スケートデッキなどあらゆるアイテムにボムりまくってください。

2020/08/07

今年も直前でのご案内となりましたが、BOREDの夏季休業日は画像のとおりとなります。
今年は夏季休業日の前に三連休もありますので、画像の休業日中にご注文頂きました発送につきましては11日と12日そして休業明けの17日より順次出荷手配を開始させて頂きます。
お盆休中にご使用予定のある場合は出来るだけ三連休中にご注文を頂ければ11日と12日に全て発送させて頂きます。
また、既にご案内済の様に8日から16日までの期間において送料無料サマーキャンペーンを実施致しますので、ゼヒこの機会をご利用頂ければと思います。
ご不便をおかけ致しますが上記にて宜しくご了承をお願い致します。

2020/08/06

新型コロナウイルスの感染者数が再び激増し連日の様に最多数を更新していますが、これから夏のレジャーをはじめ地方への帰省においても十分考慮する必要が出て来ました。
緊急事態宣言や外出自粛要請がまた発令されてしまうと経済ばかりで無く学校や生活にまで影響が及んでしまいます。
渦中の東京に位置するBOREDからの提案として、今年の夏は出来るだけ近場の外出程度に止めておいて地方への宿泊などは避けるべきかと考えています。
そこでお盆に絡むタイミングとして8月8日~8月16日までの期間において、BORED STOREでのお買い求めに限り送料無料のサマーキャンペーンを開催させて頂きます。
上記の期間に限りBORED STOREの在庫品に限り送料サービスにてお買い求め頂けますが、発送方法につきましてはご指定頂けませんので予めご了承ください。
また、上記期間中にBOREDの定休日や夏季休業日が含まれますが、休業中の発送業務は一切行えませんので翌営業日より順次発送となります事も併せてご了承をお願い致します。
真夏の高温や湿度で酷使するメンテナンスやチューニングにおいて活用頂ける様に、また人手の多いお盆期間においては外出を控え自宅でのメンテナンスやチューニングを推奨する意味でも、ゼヒ送料無料のサマーキャンペーンをご利用頂ければと思います。

2020/08/03


この8月中に発売を予定している新しいオイルですが、今年は梅雨が長かった事もありフィールドテストでの最終確認を行うデータが不足しています。
今週はなんとか平日の夜にでも時間を作ってテストを行い、また来週の平日もと言う具合にテストを重ねる必要がありますが、最近はまた週末にフルタイムで釣行するタイミングを失っているので、後はお取り使いDEALERへ依頼したインプレの結果も参考にしてデータを得られたらと思っています。
今回のオイルはフィッシングユースにおいては主に通称ワンウェイと言われるカム構造を持ち合わせたローラーベアリング部に推奨する物ですが、KRAKENやGOLYATよりもワンランク粘度を高めながらもLIGHT DUTYよりは粘度が低めと言う絶妙な粘度で設定しています。
では例えばKRAKENとLIGHT DUTYを混合カスタムして新しいオイルに近い粘度を得る事も出来るのですが、粘性としては全くの別物となりますので簡単に言うと「ヌルッ」や「ネバッ」を極力排除したサッパリとした感触のオイルとなっています。
フルエステルらしいサッパリさに極圧添加剤と防錆添加剤のみを高配合した物ではありますが、ターゲットにしたMILL SPECの数値データを全て上回る驚異的な性能を発揮しています。
よく巷ではワンウェイのオイルやグリスには極圧添加剤は使用しない方がベストとのデマが横行しています。
デマと言うかこの場合の極圧添加剤とは固形の事を示し、PTFEやテフロンなどの所謂フッ素樹脂をはじめモリブデンやチタンなど固形物質を頼りに摩擦を低減させる効果の物を指していて、有機物や液状化させた極圧添加剤においてはむしろ必ず配合するべき成分となります。
ワンウェイとは言え常にリールハンドルを駆動させる部分に配置されているニードルベアリングなので、根本的に焼き付きが起きてしまっては全く意味がありませんが、粘弾性や高粘度なオイルにおいてはその粘性によりニードルベアリングがカムから離れなくなってしまいトラブルの原因となっています。
一応ワンウェイを製造しているベアリングメーカーでも確認したところ、メーカー推奨とされているオイルにも当然ながら極圧添加剤が配合されていましたので念の為。
また、このサッパリとした粘性を活用したサイクルユースにおいては、特にディレイラーの関節部やブレーキ及びシフトレバーの関節部には非常にレスポンスの良い感触が得られると思います。
同じフルエステルのLIGHT DUTYよりもワンランク低粘度ながら、LIGHT DUTYを上回る低揮発性となっている為、かなりシビアな使い別けにも対応する事が出来るでしょう。
もちろんオーバースペックな性能は他のMETHODオイルと同様となりますので、引き続き発売の詳細まで今暫くお待ち頂ければと思います。