2016/11/29

先日ご紹介しましたSinglebladeに続き、この度BOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERとして東京のサイクルショップ&アパレルブランドのcharifuriが新たに加わる事となりました。charifuriは既にライダーにはご承知のアパレルブランドnarifuriが運営するサイクルショップとなります。
ブリヂストンサイクルと協業によりオリジナル展開するHELMZを始め、各種パーツの取り扱いから通常のメンテナンスまで幅広く対応しているショップです。
12月上旬にはBOREDのMETHOD製品及びVITAL製品をお買い求めいただけると思いますのでゼヒnarifuriと同様にcharifuriをご利用いただければと思います。
引き続きBOREDではMETHOD部門製品またはVITAL部門製品をお取り扱いいただけるDEALERを随時募集しています。バイシクル、フィッシング、アウトドア、スケート、セレクト、ワークウェア、ストリートウェアなどをはじめ、上記に関連する飲食店なども対象にお取り扱い可能となりますので、BOREDのオフィシャルメールinfo.bored@gmail.comまでお問い合わせ下さい。

2016/11/28

こんなに連続して風邪を引いた経験も初めての事ですが、今年2回目にして1ヶ月ぶりにまた大風邪を引いています。
過労なのか加齢なのか定かではありませんが、いずれにしても免疫力が低下している事は間違いありません。
今回は愛息が数日風邪を引き、それが完治した直後に起きた都心の初雪。あの日から見事に風邪を引いてしまいましたが、週末と言う事で医者にも行けずひたすらに自宅で寝ているだけ。熱も連日40度近く出ていたのでインフルエンザだったのかもしれませんが、10月にも体調不良から風邪を長引かせた直後の事なので、こうも続くと流石に体調が回復するのにも時間がかかります。
と言う事で本日も非常にダルさの残る中、明日から暫くは外注倉庫へ指示や段取りに出かける予定です。
さて、風邪はとにかく予防と言われています。日本人の誰もが物心付いた時から手洗いとうがいはこの時期に毎日言われ続けている事であり、現に自分も子供には必ず言って聞かせている事ですが、まぁ100%防げる事でないのは承知の事。
ただそんな予防策の一つとしてBORED VITALのVBがあります。アルコールでは防ぐ事の出来ないウィルスにも効果がある唯一の汎用予防策として、病院や官公庁でも採用されている成分は人体や生物に完全無害となり、空間除菌も行える事で最近注目されています。
既にウィルスに侵されている場合は仕方がない事ですが、それまでの予防策として外から帰宅した際の衣類にミストする、水で5倍程度に希釈してうがいをする、空気清浄機や加湿器のタンクに入れて空間除菌する。これだけで日常の除菌効果が著しくアップします。
大風邪を引いている最中の自分が言うと説得力も薄れてしまいますが、せめて家族へ感染す事の無い様に空間除菌は徹底して行っています。
そんなBORED VITALのORIGINAL SIZE VBとPRO SIZE VBも在庫が僅少となっていますが、12月上旬には在庫の補充が完了します。これにて年内最終の在庫補充となりますので、12月上旬のBORED STOREを是非チェックしていただければと思います。
またBORED VITALお取り扱いDEALER各店でもお買い求めいただけますので、合わせてご利用いただければと思います。

2016/11/25

先日よりデリバリーを開始しましたBORED METHODのBLOODYシリーズとなりますBSLRとBSLG。
こちらは今回から通常ラインナップに加え今後も継続してBORED METHODの最高峰として生産を行います。
今回のBSLRは在庫限りで生産完了となる247と同等の粘度へ若干高粘度化させていますが、添加剤の配合比は前回同様に過去最高の比率となっています。
以前から継承している赤く調色されたカラーは今回からどちらかと言うとイチゴシロップを意識した色味へ変更となり、同じく新製品のBSLGはウメジャムを意識した調色を行っています。いずれもBLOODYのイメージ通りな赤には変わりありませんが、通常ラインナップへ加える事となった為に調色も見直してみたと言う事です。
これら色味はそんなに重要視する事でもないのですが、肝心の性能はマルチパーパスとして納得行く仕上がりとなっています。
特に極圧と減摩においては自転車や釣具での使用において圧倒的なオーバースペックで生産しています。潤滑油と言う括りから連想する文字通りの潤滑イメージよりも保護や耐久と言ったイメージの方が妥当となる性能です。
潤滑油の寿命を求める場合において安易に粘度を高めるのではなく、他のギミックで油膜強度を高める事はBOREDのポリシーでもあります。市場にはまだまだ高粘度なオイルやグリスは普通に存在していますが、それらと比較しても油膜寿命は確実に上を行く性能だと自負しています。
トルクやインパクトのかかる全ての金属が対象となりますので、あらゆる用途でお試しいただければと思います。
初回生産分は早くも在庫が少ない状況となりますので、BSLR及びBSLGのご注文はお早目にBORED STOREよりお待ちしています。

2016/11/22

BOREDの2017 SPOT ITEMとしてあえてベストシーズンの真逆となる今時期に生産していますMETHODとVITALの各LOGO T-SHIRTSですが、今回からアメリカンボディを採用しています。
今までのBORED T-SHIRTSは全て日本企画のボディを採用して来ましたが、最近はアメリカンボディのT-SHIRTSに魅力を感じて個人的にも愛用する機会が増えて来ました。
今回は6ozのヘビーボディを使用していますが、これホントに6oz?と思うほどの生地感や各縫製などのクオリティは確実に日本企画の方が上です。ただ日本企画のT-SHIRTSは何かユニフォーム臭いシルエットやキッチリし過ぎた優等生さがいまいち魅力的ではない。
それがアメリカンボディになるとリブの太さやシルエットなど、各部に良い意味でのルーズさを感じる事が出来て、Tシャツらしさ?とはこう言う事だろうと再認識させられました。
海外のバンドT-SHIRTSなんかの様に着込んでエイジングされ味が出て来るのもアメリカンボディの魅力かもしれませんね。
さて、今回の各LOGO T-SHIRTSにデザインしたグラフィックですが、単なるロゴマークとワンポイント追加したテキスト程度ながら、実は過去を含め最高に気に入った出来となっています。
シルクスクリーンの版も各3型づつ使用していますが、ノベルティ感をイメージしたメーカーTシャツらしさが理想的に実現出来たと思っています。
この感じを分かってくれる人が居てくれると有り難いのですが、今やフロントやバックに多数のカラーを使ったグラフィックをデカデカとプリントする時代でも無いだろうと。流石に古さと言うか若さを感じてしまい、自分の場合は少し恥ずかしさも感じてしまうのですが、このノベルティ感を分かってくれる人に着ていただければ満足です。
イメージはアメリカのマイナーカーレースのカスタムメーカースタッフが着ていたり、アメリカのローカルなフィッシングガイドが着ていたり、アメリカのパブリックパークのレンジャーが着ていたり。そんなスタッフ用Tシャツをイメージし、そこに拘るならやはりボディもアメリカンだろうと言う事で、グラフィックの大きさや位置などにも拘りました。
サイズ選びが多少面倒ではありますが寸法も記載しています通り、自分の場合はタイト目でSをジャスト目でMを着用しています。
普段の日本企画よりもハーフサイズからワンサイズ大きなイメージでご注文いただければ大丈夫かと思います。つまり無地Tシャツのヘインズやアンヴィルなんかと同じで大丈夫です。
とは言え只今初回生産分の在庫がほぼ完売となっていますが、こちらは頻繁に追加生産を行う予定となりますので、欠品の場合は10日〜2週間ほどお時間をいただければ追加生産を行えます。
もう絶対に拡販したいと言うアイテムではないのですが、あえてBOREDのイメージをお伝え出来ればと言う事で紹介させていただきました。
詳細はBORED STOREよりご確認ください。

2016/11/20

先日インフォメーションしましたBORED METHODの新製品BLOODY SYNTHETIC LUCRICANT GREASE(BSLG)が11月21日リリースとなります。
BORED METHODの現行ラインナップである超低粘度グリスLDGとTHGよりも一段階粘度を高めながらも低粘度の利点を実現したグリスとなります。
既にLDGとTHGをご使用いただいている方はご存知の様に、LDGとTHGは超低粘度と唱っている様にハチミツやセメダインをイメージする超低粘度グリスですが、このBSLGはハミガキコをイメージすると分かり易い粘度だと思います。
性能としてはLDGとTHGを更にパワーアップさせたと言うと簡単過ぎますが、ベースオイルと各種添加剤の配合割合を非常に高め、特に摩擦、荷重、圧力に対してオーバースペックな数値を更に向上させています。
またBORED METHODグリスの特徴でもある粘着性と粘弾性も引き継いでいるので、遠心力や重力でグリス自体が飛散する事を極力防ぎ、グリスアップしたい箇所を確実に油膜で覆う目的を実現しています。
一般市販品のグリスは粘度を表すちょう度2号が主流となりますが、BSLGはちょう度1号相当で設計しています。ただし実際はオイル分が非常に高く流動性にも優れている為に0号と1号の中間的なイメージが正解かもしれません。
自転車での使用においてはバイクのアッセンブルを行う全ての作業をはじめ、ボトムブラケット、ヘッドセット、ステム、ペダル、ポストなどの比較的オーバートルクで使用する荷重や摩擦の連続するパーツに最適となり、その成分からスレッドコンパウンドの様に焼き付き防止効果もあり、ボルト、アクスル、シャフトなどのグリスアップにも使用する事が出来ます。もちろん電位差の大きいチタンやジュラルミンにも使用可能です。
そしてフィッシングリールにおいてはやはり主用としてメインギアやピニオンギアなどへ最適となりますが、こちらの用途においては高トルクでのフッキングや連続する高速リーリングを伴うジャンルをターゲットとしています。
もちろんLDGやTHGでも数値的には十分使用可能となりますが、それよりも物理的な耐久性を向上させた物がBSLGです。
対象として例えば100g以上のビッグベイトを8ftオーバーのロッドでフルキャストする場合、1oz以上のジグやテキサスを7ftオーバーのエクストラヘビーロッドを使用してマットやカバーから魚を引きずり出す場合、100g以上のメタルジグをボートからキャストしてバーチカルにシャクリを続ける様な場合、本流のトルクある流芯を9ftを超えるロッドでフルキャストしてリーリングを続ける場合、1oz以上のフロッグをカバーの上で引き倒しベジテーションごとフルフッキングする場合など。つまりヘビーカバー、パンチング、ジギングなどでモンスターバス、スネークヘッド、シーバス、サーモントラウト、アカメなど、淡水海水に関係なくよりパワフルでトルクフルなスタイルで釣りを行う場合に最適な耐久性となっていると言う事です。
過去製品を継承しBLOODYシリーズの名の通り真っ赤に調色したグリスはあらゆる金属製品に対して最強の極圧性と減摩性を誇り、各部を潤滑及び保護する事で使用パーツの消耗と寿命の延命に繋がります。
LDGとTHG同様に使い切り容器となる25g入りとなりますので、持ち運びにも邪魔にならずツールケースやタックルボックスにも入る大きさです。
初回生産分はBORED METHODお取り扱いDELAERからのご注文も多くいただいていますので、BORED STORE上の在庫は少なめとなりますが、11月21日リリースにつきお早目にBORED STOREよりご注文をお待ちしています。

2016/11/18

自分が本格的にハイクを始めて5年が経過しましたが、定番マスプロメーカーや新進ガレージメーカーを問わず、もちろん日本製や海外製も問わず、更に安価や高価を問わず、定番化している物には理由が存在しています。
自分ごときが言うのも何ですが、行き着いたところはいつも画像の様な感じ。全くもって普通に目にするアイテムばかりで特別レアな物はありません。
常にウルトラライト思考ではありませんが、クッカーに関しては使い慣れた物に行き着き、バックパックやテントなどに関してはウルトラライト方向でまとめています。
基本的に日帰りハイクであってもテント泊ハイクであってもほとんど同じクッカーとなり、ガスは信頼とどこでも買える手軽さのPRIMUS IP-250T、バーナーは同メーカーで最軽量のPRIMUS 115フェムストーブ、クッカーは各サイズがセットになっているMONTBELL アルパインクッカー&フライパン、浄水器はもはや定番のSAWYER ミニ、各サイズ揃えてあるウォーターキャリーはPLATYPUS ソフトボトルを。これらをメインにその時に必要な物だけをセレクトして小型のクーラーバッグへ食料と共に入れています。このクーラーバッグはたまたまサイズ感だけで選んだウォーモと言うメーカーの物ですが、約100gと軽量で他社の様にセミハード構造ではなく、あくまでもソフト素材でシンプル構造ながら夏場の保温力にも優れ、何よりAmazonで普通に買える物です。
ハイキングギアとしてネィティブストーブやチタンペグなど軽量な物にも手を出してみましたが、結局今のセレクトに行き着いた理由はフィールドで簡単かつ素早く使用出来る事を重要視した結果です。
ハイキングだけでなくフィッシィングでもサイクリングでも全く同じ考えで、目的の為に自分が必要としている物だけをセレクトして持参する。
自分のフィッシングスタイルは確率しています。もうコレとコレしかやらないと。それで魚を穫れないなら仕方ないと諦める。自転車においても絶対にシングルスピード。それ以外には全く興味が無く競技者でもないので必要性すら感じた事がない。
決してあらゆるシチュエーションに対して準備万端過ぎない無い事が、結果的にウルトラライトな装備やミニマリストの身軽さに繋がると思っています。
オイルでもミストでもそうですが、新しい物や珍しい物に手を出すのではなく、自分が信頼して使い慣れた物を長く使用するコダワリ。裕福で贅沢な日本人には中々浸透しない事かもしれませんが、自分の場合はこれを実践出来ている人をカッコイイと思っています。幸いBOREDユーザーにはその様な人が多く居てくれる事で現在のBOREDが成り立っているんです。
ある意味トップウォータープラッガーに多く存在している人種に通じるかなと。だから彼等のスタイリングはカッコイイんでしょう。

2016/11/16

入荷早々に在庫が完売となってしまいましたSTORMRのTYHOOPN NEOPRANE GLOBEですが、只今一番人気のSサイズが国内代理店でも欠品となってしまいました。
次回入荷は12月中旬〜下旬予定となりますので、只今BORED STOREではバックオーダーを受け付けています。今季も早い者勝ち状態となっておりますので、年内中に入手されたい場合はお早目にバックオーダーにてご注文いただければと思います。
MサイズとLサイズも現時点での在庫が僅少となりますので、併せてお早目のご注文をお待ちしています。
尚、ご注文タイミングにより国内代理店でも欠品となりました場合は、上記12月中旬〜下旬予定にて承らせていただく場合もございますが、キャンセル対応不可の商品となりますのでご理解いただきました上でご注文をお願い致します。

2016/11/15

先日のCALF TRAILもそうでしたが、今月末頃までは関東の紅葉見頃シーズンが続きます。紅葉を兼ねたハイキングやトレッキングなどのアウトドアシーンもハイシーズンを迎えていますが、本格的な山行ではなくても行動着に気を遣う事は行動中のコンディションに直結して来ます。
今や行動着の定番アイテムとなっているアウターとしてソフトシェルジャケットやウインドプルーフジャケットなどがありますが、これらは今のシーズンには最も出番の多いアイテムと言えるでしょう。
レインウェアを兼ねたGORE-TEXやeVENTに代表される防水透湿素材のハードシェルジャケットは当然必須アイテムではありますが、そこまでの機能性や耐久性を持たせずアクティブな行動着としての需要を満たすアイテムとしてソフトシェルジャケットやウインドプルーフジャケットが存在しています。
ソフトシェルジャケットは基本的にストレッチ素材や立体裁断を用いて動きを妨げない目的と、行動中の蒸れや汗を透湿させる事で快適性を持たせる事を目的としています。一方のウインドプルーフジャケットは文字通り防風性を最大の目的とし、風を通さない素材や縫製を用いて体温低下などを防ぐ目的があります。
これらにおいては各メーカーにより撥水処理やシーム処理が行われていますが、少し強い雨などにより簡単に撥水効果が奪われてしまう事があります。そもそも防水を目的としていないので当然と言えば当然なのですが、そこでお勧めの工夫としてBORED VITALのWRをミストする事で撥水効果をかなり向上させる事が出来ます。
合成繊維のみで生産されているソフトシェルジャケットやウインドプルーフジャケットはWRの使用対象として抜群の相性となり、性能が一番素直に発揮されすぐに効果を実感していただけると思います。
また、DWRと表記されている耐久撥水素材を用いたウエアなども経年や摩擦によりその効果が素材表面から衰えて行く事がありますが、上記同様にWRをミストする事で効果を持続させ延命に貢献します。
フリースなどの様に合成繊維ながらも毛羽立ち易い生地とは異なり、割と平滑な生地を使用しているソフトシェルジャケットやウインドプルーフジャケットはWR成分と非常に相性が良く一番効果を持続出来る対象となりますので、あくまでも行動着のアウタージャケットとして事前のケアにお役立ていただければと思います。
山の天気は急変します。天候に対するコンディションを常に維持する為にも依存出来る装備は上手く活用する事が現代のアウトドアと言えるでしょう。ちなみに画像左のP氏はフリースジャケット、画像右の自分はソフトシェルジャケットです。
お買い求めはBORED VITALお取り扱いDEALERページの「OUTDOOR & ADVENTURE」または「SELECT & CLOTHING」ショップからご利用ください。
BORED VITALのORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRもお陰様で2015年5月の発売から累計出荷数1万本を突破しました。
ここで改めて他社製品との違いや使用方法の注意点をお伝えしたいと思います。
先ずBORED VITALのORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRの開発に関しては、BOREDのルーツでもあるBORED METHOD部門との関わりがあります。
BORED METHODは自転車用ケミカルから始まり、現在はフィッシングやスケートボードなどへも展開するオリジナル潤滑油のプライベートブランドを14年継続しています。
それらに付随する溶剤や樹脂の知識に加え、提携するケミカル業者との試作や改良などを経て、日本国内生産の強力撥水剤として製品化させる事となりました。
今では国内ヨットレースチーム、環境アセスメント会社、フィッシングトーナメント団体など、一般使用以外のハードユースなシーンでもご利用いただいています。
さて、改めてORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRの他社製品との違いをお伝えしたいと思いますが、これは一言で表すと撥水力の耐久性にあります。
ORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRは工業用アルコールに特殊樹脂を溶け込ませた物です。この工業用アルコールは特殊樹脂成分を繊維の隅々まで運び、揮発する事で特殊樹脂だけを定着させる物です。当然工業用アルコールが揮発した後は特殊樹脂成分のみが繊維に付着するので、質感もほぼ変わりなく変色もほとんどありません。
そしてこの特殊樹脂成分は繊維に頑固に付着する様にウニやヒトデの様な形状をしています。これにより繊維へ引っ掛かり易く尚且つ剥がれ難い効果が現れます。
簡単にお伝えするとこれらが他社とは異なる点となり、その他にも工業用アルコール中の成分や特殊樹脂の配合濃度など様々な要因が関係しています。
そして肝心な使用方法となりますが、やはり一般的なスプレータイプの撥水剤をイメージされる方が多いので使用方法には誤解が多く、当BLOG内でも何度となくお伝えしている事となります。
先ず事前に使用する対象物は油汚れや泥汚れなどの無い状態の物を対象としています。もちろん他社製品の撥水剤も使用していないクリーンな状態と言う事です。
そして完全に対象物が乾燥している事が重要です。対象物が濡れていたり湿ったりしていると効果がほとんど現れませんのでご注意ください。
夏場などは屋外の天日で干す事により完全に乾燥すると思いますが、梅雨や冬場などは遠目からドライヤーやヒーターなどの温風で乾燥させてやれば効果的です。
その後屋外などで対象物を広げ15cm〜20cm程の距離からミストを行ってください。よく一般的なスプレータイプの場合だと30cm〜40cm以上離れた距離と言われますが、ORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRの場合は染み込ませるイメージで対象物がシットリと濡れて変色するくらいの量が目安となります。
まんべんなくミストが完了した後もまた完全に乾燥させてやる事が重要となります。こちらも事前準備と同じく晴れた日は天日で15分ほど乾燥させてやれば済みますが、雨天や冬場などはドライヤーやヒーターなどの温風で必ず完全に乾燥させてください。
つまりはORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRの成分中にある工業用アルコールを完全に揮発させてやる必要があると言う事で、ミストの前も後も完全に乾燥させてやる事がキモとなります。
ただしかなりの刺激臭を伴いますので、必ず換気を行うか屋外での作業をお勧めします。また、揮発性につき引火の恐れもありますので、乾燥時などには十分ご注意ください。
さて、これが済めば既にORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRの強力な撥水効果が得られ、故意に高圧洗浄機や水中撹拌を継続しない限り成分が簡単に落ちる事はありません。
なので、万が一連続する豪雨などで耐水圧を越え濡れてしまった場合でも、その後完全乾燥させてやる事で効果が再度復元します。当然ながら永久的に効果が復元する訳であありませんが、一度や二度であれば復元した効果も実感していただけると思います。
BORED VITALのオフィシャルとしては合成繊維を対象としています。ナイロンやポリエステルなどの繊維製品となるアウトドアジャケット、レインウェア、バックパック、テント、シュラフ、シューズなどが代表的な物となりますが、それ以外のコットンやキャンバスなどでも効果は同様に認められ、その他の合皮、木材、石材、紙、ゴムなどの様に特殊樹脂が付着し定着する表面の物であれば全てにおいて効果が認められます。
ガラス、塗装面、金属、プラスティックなどにおいても一時的に効果は認められますが、本来の撥水力や耐久性は望めませんのでご注意ください。
季節の変わり目につき天候も不安定な日が続いています。それが過ぎると積雪や雪混じりの雨なども多くなりますので、通勤通学などの日常使用からハイキング、フィッシング、サイクリングなどのアウトドアシーンなどでご利用いただければと思います。
現在BORED STOREでは欠品状態となりますORIGINAL SIZE WRとPRO SIZE WRですが、BORED VITALお取り扱いDEALER各店にてお買い求めいただければと思います。

2016/11/11

BORED METHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップではリールのメンテナンスやオーバーホールを行っているショップが多数在ります。
もちろんそれ以外でもDECADEWORKSの様にカスタムペイントのついでにカスタムパーツを組み込みチューニングまで行ってくれるカスタムショップも在ります。
アカサカ釣具では外注扱いとしてFLAVAによるリールメンテナンスを窓口に随時受け付けを行っています。
KOYAMAN WORKSではトーナメンターの使用頻度が多いリールでもユーズドのあらゆる状態のリールでもオーバーホールが可能です。
ソルト方面ではお馴染みのQuattro Stagioneでは削り出しパーツまで製作し、完全なアップグレードや弱点を補う事も出来ます。
バスをはじめソルトやトラウトなどオールジャンルのリールに関してはGoodFeloowsや画像の10minutesでも対応しています。
上記の画像は10minutesで分解洗浄されたベイトリールを組み付けている途中ですが、汚れ一つ無く凄く綺麗な状態から組み付けを行っています。
メンテナンスの基本は分解洗浄にあります。これを怠ると厳密に言えば古い油分と新たに注油する油分がバッティングを起こす場合もあり、潤滑効果に影響が出る場合もあります。それと金属同士の摩擦により発生した金属粉が各部に影響し、異音や故障に関わる場合も出てきます。
一般的では無いかもしれませんがリールも精密部品の集まりです。一番身近な精密部品であるベアリングを収める筐体側も、同じく公差の少ない精密さが求められて製造されています。
リーリング時やフッキング時などにはリール筐体やハンドル自体の歪みも生じるので、使用頻度に関係無く日々消耗して行く物となります。
これらを回避する為にはメンテナンスを行う事が一番なのですが、1年使用したリールはまず何かしらが消耗しているはずです。
リールに使用されている主な金属はアルミ、ジュラルミン、マグネシウム、ブラスとパーツにより使い別けされています。
これらは金属業界で言うと特別な物ではありません。どうしても軽さが求められる為に軽く強い素材を使用していますが、当然肉薄に製造されているので耐久性自体は素材の強度差に比例したレベルとなります。
自転車の様に熱処理されたクロモリや64チタンなどでは無く、一般的な素材を多く使用している事はそれだけメンテナンスの必要性があると言う事です。
自分で分解洗浄が出来ない場合などはショップへ依頼する事で、フィーリングの向上やシーンに合わせたセッティングも行ってくれます。
上記以外のBORED METHODお取り扱いDEALERでもリールメンテナンスを行っているショップは多数存在していますので、是非お近くのショップまでお問い合わせいただければと思います。
BORED METHODお取り扱いDEALERはコチラからご確認ください。

2016/11/10

本日と明日は終日打ち合わせの為に外出となりますが、本日は帰宅してから地味に内職を行っています。と言うのも明日の11日から予定通り一斉発送となりますBOREDのSTICKER SEAT各種のご注文分を準備しているからなんですが、思っていたよりもかなり大量な発送作業になり、宛名ラベルのプリントアウトがようやく終わったところです。
これから全ての封筒にラベルを貼付けてからSTICKER SEAT各種をクリアフィルムとクリアーファイルに入れて完了です。
定形外郵便につき明日の夜間窓口で出せる事が救いですが、お客様とDEALERからのご注文分以外にもDEALER各店への送付分が残っているのでこちらはまた後日に発送準備を進めます。
今回は余りにも動きが早かった事もあり、特に人気のMETHOD A4STICKER SEAT BoWとVITAL A5 STICKER SEAT WoBのみを直前で若干数の追加生産を行いました。
こちらの追加分も数日以内に発送可能となりますので、引き続きBORED STOREよりご注文をお待ちしています。

2016/11/09

BORED METHODのオイルやグリスにおける性能や特徴が一目で分かるパフォーマンスマップを作成しました。
画像はオイルのパフォーマンスマップですが、オイルとグリスそれぞれ2種類用意していますのでBORED STOREの製品画像にてご確認ください。
このパフォーマンスマップはあくまでもBORED METHOD製品内での違いを表した物です。他社製品との比較は難しい事情もありますので、BORED METHODユーザーの方々にご利用いただければと思います。
また、BORED METHODが長年提唱しているオイルカスタムの目安としてもご利用いただけると思います。BORED METHODのオイル同士はユーザー自身でお好みに応じて混ぜ合わせる事が出来ます。目指したい粘度や特化させたい性能など、この5種類内で混合し掛け合わせれば無限のカスタムが可能です。
自分の場合を例にするとチャリンコのカセットハブラチェットにはTHICK HEAVYとLIGHT DUTYを9:1で混合した物を使用しています。ハブのシールドベアリングにはLIGHT DUTYとBSLRを1:9で混合した物を使用しています。リールの場合だとスプールベアリングにはKRAKENを原液で毎回の釣行前に数滴づつ注油していますが、レベルワインダーにはKRAKENとTHICK HEAVYを9:1で混合した物を使用しています。
これは推奨では無くあくまでも感覚的なカスタムとなりますので、もう少し粘度を上げたいとか、もう少し油膜の肉厚が欲しいなどに対して簡単にカスタム出来るので、ベストな混合比をオリジナルで保存しておけば、いつでも最適なカスタムオイルが実現出来ます。
これからオフシーズンを迎えるジャンルもあれば、逆にヘビーユースするジャンルもあるかと思います。いずれにしろ真夏とは逆の寒い季節もメンテナンスが重要視されるべき極端な環境下となりますので、BORED METHOD製品で完全武装してご使用いただければと思います。
昨年もかなり好評をいただき多数のご注文をいただきましたSTORMRのTYPHOON NEOPRENE GLOVEですが、今年は早くも各サイズの在庫が完了しています。
このTYPHOON NEOPRENE GLOVEは手首を完全に隠す長さが絶妙で、アウターを着た上からでも問題なく被せる長さとなっています。
縫製部の外側には完全に水分をシャットアウトする為のシーム処理が施され、内側の滑り止め処理は最強のグリップ力を誇ります。
もちろんSTORMR独自の3mm厚ネオプレーン素材は寒さを感じさせる事なくフィット感に優れた使い心地となりますので、フィッシングやウォーターレクリエーションはもちろん、カヤックやボートでのフィッシング、それに何よりもライディングに最適なグローブとなっています。
もはや防風防水透湿素材などで競っている次元では無い完全な防水防風となりますので、是非一度お試しいただければと思います。
サイズ感としては素材に伸縮性がある為、ハーフサイズ小さ目を選びフィットさせて使う事をお勧めしますので、自分の場合はサイズSを使用しています。
STORMRに関しましては、昨年も本格的な真冬を迎えてからのご注文が殺到しましたが、品薄が続き本国取り寄せとなるケースが多く見られました。
今年は今時期から在庫を確保していますので、是非在庫の安定している今の内にお買い求めいただければと思います。
ご注文はBORED STOREよりお待ちしています。
BORED METHODの通常ラインナップでマルチパーパスなオイルとして生産して来ました247が在庫限りで生産完了となります。
元々は数量限定生産のBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズの後継モデルとして生産を開始しましたが、毎年不定期で数量限定生産していますBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTの販売ペースを考慮し、またBORED METHODのお取り扱いDEALERからのリクエストも多数いただきました事を受け、BLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズを通常ラインナップに加えた方が良いだろうと言う判断となりました。
個人的には非常に気にっていた性能や性状の247ですが、元を正せばBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズの性能を継承している事もあり、この度12月前後を目処に先日完売致しました2016 BLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDを若干高粘度化させ一部材料を加えた形で通常ラインナップへ加える事となりました。
同じくBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT GREASEとしてLDGやTHGよりも若干高粘度化させ密度を高い物とした低粘度のグリスも新たに通常ラインナップへ加える事となりました。
これにてBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズがオイルもグリスも初の通常ラインナップとして展開する事となります。
今までコストの面から通常ラインナップへ加える事が難しかったBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズですが、材料の仕入単位を大幅に増やす事で単価へ反映させる事が実現しました。
もちろん使用する材料は最高級最高品質の材料のみを使用し、一部は特注生産する事で実現した製品となっています。
5〜6年前からBOREDを継続してご使用いただいている自転車関係のお客様やDEALERはもちろんですが、BLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズの驚異的な極圧性と油膜性は過去最高レベルと自負していますので、引き続きご愛用いただければと思います。
247に関しましても残り在庫が僅かとなりますのでBORED STOREよりご注文をお待ちしています。

2016/11/07

BOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERである10minutes別注グリスはソルト対応としてLDGやTHGよりも高粘度化させ汎用粘度のグリスとして限定生産しましたが、現在BORED METHODでは新たな試みの低粘度グリスをサンプル生産しています。
LDGやTHGの様に超低粘度なグリスではありませんが、あくまでも目安としては低粘度をターゲットとしています。
非常に油分が多く滑らかな質感のLDGやTHGは例えるとハチミツの様な印象となりますが、今度のグリスは油分が多いながらも密度が高く比重の重いグリスを想定しています。
これは密度が高い事によりオイリーな性状よりもクッション性やディフェンス性を得る事が出来るので、結果的に低粘度ながらも極圧性と減摩性に特化した高トルク対応グリスとしてラインナップする予定です。
もちろん今回の材料として特注した極圧添加剤を最大限配合していますので、サイクルユースであればボトムブラケットやヘッドセットなどの荷重を重視するベアリング、そしてステムやポストなどの組み付けトルクを必要とするパーツにも非常に有効となります。
フィッシングユースの場合はやはりジギングやビッグベイトなど想定ルアーが100gを超える様な状況下や、ヘビーカバーなどでのフロッグやパンチングなどフルフッキングのトルクを受け止める様なシチュエーションでのリールにこそ最適となります。
近日中にはBOREDお取り扱いDEALERの数店でサンプルテストを行っていただき、年内には発売を予定しています。
BORED METHODのオイルで言えば247やBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDに相当する最高クラスに位置するグリスとなりますので是非ご期待いただければと思います。