そんな事もあり本日はDECADEWORKSのK氏とまさかの新宿で早朝打ち合わせ。
今回DECADEWORKSは大阪のフィッシングショーにてカスタムチューニングリールを出展されていました。フィッシングリールのカスタムチューニングパーツでお馴染みヘッジホッグスタジオさんのブース内で出展との事でしたがペイントとチューニングされたカスタムリールは目立っていた事でしょう。
そのフィッシングショー終了後わざわざ東京まで来ていただき、本日最終打ち合わせなどを行ったと言う訳です。
今回DECADEWORKSから発売される「B-10SL」はフィッシングリール用としても非常に超低粘度ながら油膜の保持力と摩擦抵抗の低減効果にはズバ抜けた性能を発揮しています。更に流動性や潤滑性にも大変優れていますので現在のフィッシングリールにおけるチューニングオイルでは無敵ではないかと自負しています。
結構過酷なテストも行い、一滴注油したベアリングをノンシールで屋外に長期放置してみたり、実際の釣行を想定し水をかけて油膜の保持力を確認したりなど、DECADEWORKSのK氏とサポートアングラーとで数値や成分だけでは表せないテストを行って来ました。
もちろんBOREDでも旋盤にチャッキングしたベアリングを1500回転で高速回転させ更に横から負荷をかけたまま放置したり、直火や溶剤などでストレスを与えた後での油膜存在確認など、普段は業者に依頼している圧力テスト以外にもBORED内でテストしているメニューを全てクリアしています。
もちろん正真正銘の100％化学合成エステルオイルをベースにBOREDの添加剤各種を配合しているので、揮発成分や溶剤をはじめ塩素系添加剤や固形添加物も一切配合していないBOREDのポリシーはそのままです。
それでも確実にオーバースペックな性能なのは言うまでもありませんが、このDECADEWORKS「B-10SL」を開発するに当り、有効となる配合比や材料比をBOREDでも参考にしたいと考え、近日発売を計画している物が今度BOREDから発売となりますミニチュアベアリング用オイル2種となります。
DECADEWORKSの「B-10SL」が無ければ製品化する事もなかったと言う意味でもDECADEWORKSには感謝です。
ただし、BOREDのミニチュアベアリング用オイル2種はあくまでもフィッシングリール用途を目的とした内容では無くミニチュアベアリング用全般としていますので具体的な内容は異なります。もう少し許容範囲を広げたマルチパーパスな用途向けになるでしょう。
と言う事で近日発売になるBORED別注DECADEWORKS「B-10SL」を是非お試し下さい。