その詳細はまた後日お伝えするとして、その打ち合わせ時にもREW10WORKSからインプレのあったBORED METHODオイルについて。
ご存知の通りREW10WORKSはビルダーでありメカニックではありません。もちろん一通りの組み付けも行える十分過ぎるスキルは持っています。で、オイルやらケミカルやらには疎いと自ら言っていたREW10WORKSから言われた事がただ一言「BOREDのオイルはいつまでも油っぽく酷い錆も出ない」と。主にチェーンに使用してくれている彼は雨でも雪でも嵐でも必ず自転車通勤する強者です。その彼からBOREDがオイルについて提唱している事の一つである油膜性をリアルに実感してくれている。素直に嬉しかったですね。
決してマニアックな使い方ではないのですが、シンプルな使い方を長期間続けてくれている。ある意味製品サンプルテスト以上の評価です。
さて、そんな先日の出来事を踏まえ改めて言わせて貰いますが、キチンと注油しましょう。定期的に分解洗浄も行えれば最高ですが、それが出来なければ気が付いた時や雨の後だけで良いです。異音や振動を感じてからでは遅いですよ。チェーン、ベアリング、ワイヤー、ギアだけで良いので最低限注油だけしてやって下さい。それだけの事でパーツの機能や性能を維持出来て寿命を延ばします。
自動車でも機関車でも飛行機でも、金属が摩擦する構造の場合には絶対にオイルが必要です。それは燃料と言う意味ではなく保護潤滑させる為のオイルです。
先日用事で来店したメッセンジャーも帰り際にBB付近から異音がすると言っていましたが、すぐにTHICK HEAVYを注油しておく様に伝えておきました。その位馬鹿でも出来ます。
一例ですが六角レンチやスパナなどでクランクボルトを緩めクランクアームを引っこ抜く。そして各部に付着した埃や砂などの汚れを拭き取って、場合によっては酸化したオイルなどをパーツクリーナーで洗浄する。そしてとにかく間接全てにオイルを注油する。アームとシャフトの接点やベアリングとシャフトの接点などをはじめ全てに。そしてクランクアームを再度取り付けてボルトを若干オーバートルク気味に締め付ける。
もし出来なければショップへ持ち込むべきですが、初心者でなければそれ位は出来て当然だと思います。
これから徐々に暖かくなって来ますので、本格的にシーズンインする前に簡単なケアを行っておきましょう。用途に併せてバリエーションの豊富なBORED METHODオイルは強靭な油膜と最高品質の材料から大手メーカーでは生産出来ないプライベートブランドならではの内容をバリエーションしています。非常にリピーターの多いBORED製品ですが、引き続きBORED STOREよりご注文お待ちしています。