2020/02/21

オイルやグリスなどのケミカル製品にとって一番難しいのは、メーカーの意図とユーザーの需要が必ずしも一致しない事があると言う点にあります。
BOREDのMETHODの場合はメーカーとして「この箇所にはコレ」「この製品にはコレ」と言った使用パーツメーカー純正の様な指示に近い用途の推奨は一切行っていません。
つまり例えるとベアリングオイルなんて物は存在していないし、存在してもいると言う考え方で、専用と言うよりは目的とする用途に対して適正範囲内であれば何でも使用は可能です。
ユーザーがMETHODのオイル&グリスを使用する際に、万が一粘度や特性が求めている物と違った場合には、ユーザー自身でそれらオイルやグリスを混合して自分だけのオリジナルをカスタム出来る点は一つの答えとも言えます。
メーカーのイメージとユーザーのイメージを事前にテキストなどで確認し合える状況は不可能であり、その対応策として上記の様に混合カスタムしてオリジナル化させる事を可能としている点はBOREDの17年のオリジナルオイル生産において継承して来た個性となっています。
BOREDが考える一番的確なユーザーはサイクルメカニックでもありリールメンテナンスでもあるMETHODお取り扱いDEALERの各ショップだと思っています。
日々個体差の異なる製品を分解し洗浄し脱脂し状態を確かめた上でオイルやグリスを選択するスキルにおいては個人ユーザーの比ではありません。
よく個人ユーザーのBLOGなどで玄人っぽい事を書いている人も多く見られますが、その多くは趣味レベルの事であり正解もあれば不正解もある個人の主観と思われます。
決して否定している訳ではありませんが、個人の主観と業務としての責任は異なると言う事です。
やはり商売として屋号や店名を掲げて技術を継ぎ込んでいるお取り扱いDEALERにおいては、当然メンツやプライドと共に評価にも繋が為にる的確さが最重要となります。
キチンとした専門のドクターでありナースやトレーナーでは無いと言う事です。
実際に購入前にオイルやグリスを触ったり見たりする事が出来れば更にベストなのは当然ですが、その為にもMETHODお取り扱いDEALER各店へ足を運んで頂き、実際にメンテナンスなどで使用している状態などを確認させて貰う事もオススメの手段かと思います。
もちろんその場合の礼儀として各店の店頭にてお買い求め頂く事が最低限のモラルかと思われますので、是非その様な機会を設けて頂ければと思います。
引き続きBOREDのMETHODお取り扱いDEALER各店はhttps://bored.thebase.in/blog/2017/08/22/123022よりご確認ください。