2018/08/03

BOREDがBORED WORK SHOPとしてサイクルメカニックを行っていた2014年まで、既に2003年からオリジナル製品として展開していた現METHOD製品のオイル&グリスの使用方法は現在も同様にBORED BLOGにて不定期でお伝えしています。
そのオイル&グリスの使用方法として、当時はサイクルメンテナンスの観点からボルト&ナットなどアッセンブル時における注油の重要性を何度となくお伝えして来ましたが、現在のMETHOD製品はフィッシングリールやスケートボードなどでもご使用頂けるラインナップへ拡大展開し、またそれら分野においては荷重や摩擦の数値から見てもアッセンブル時における注油を重要視されていない傾向を多く感じます。
特に金属同士の組付けにおいては異種金属感に多く見られる焼き付きが非常に厄介となり、これは金属同士の素材が原因となる電位差に寄るものです。
併せてやはり錆による固着や組付け時の精度が問題となる原因も同様に存在しています。
METHODお取り扱いDEALERのフィッシングショップでも、リールメンテナンス時の分解洗浄時の厄介な問題としてBLOGなどでも頻繁に取り上げられていますが、これらの原因はアッセンブル時にパーツ全体へのキチンとした注油が省れた事が原因でもあり、それ以外の原因としてはハードとして構造上の問題となります。
一般的にはベアリングやギアなどをメインとしてその他の回転部や摺動部のみをターゲットに注油を行うと思いますが、その周辺部や組付けにおけるオスメスのネジやワッシャーにも注油をする必要があり、そこで初めて適正な組付け精度を得られる場合があります。
特にフィッシングリールの場合は高精度で多素材が使用された集合体であり、尚且つ水辺での使用を前提とした物である為に、上記の様な配慮を行う事でパーツの延命やリール自体の精度維持に繋がるだろうと言う観点で、METHODとしてと言うよりもBOREDとしては初の製品となるアッセンブル専用のリキッドを開発しています。
リールで多く使用されるアルミ、ステンレス、マグネシウムや各種樹脂類においても一律で使用出来て、いわゆるケミカルアタックが実用上無いに等しい成分を使用する必要もあります。
また、浸透性に優れた極薄で半乾の被膜でありながらも防錆性や極圧性を持たせる事が必要となり、ベアリングやギアなどの様にメインでオイルやグリスを注油されているパーツ以外の全てに使用出来るリキッド状を前提としています。
コーティング剤やワックス剤とも異なるあくまでも油分を使用した製品でありながらも、既存のオイル&グリスとは事なる位置付けの地味ながら永くご使用頂ける存在の製品として近日中に改めてインフォメーションさせて頂きます。
リールのカスタムパーツやカスタムメーカーも多くラインナップされ、リールメーカーからもオフィシャルのアップグレードパーツがリリースされている現在だからこそ、アッセンブルにも気を配る必要性をご理解頂ければと思います。