2017/09/05

画像は渓流トラウトに使用されたスピニングリール内部の状態です。
1釣行当り10時間〜12時間として4釣行した段階で分解した物で、水没も数回経ての状態となります。
主に渓流で上記10時間を超すぶっ続けの巻きの釣り激しいトゥイッチやジャークをメインとしているユーザーですが、引き続き10釣行まで様子を見てみたいと思っています。
画像の薄いマスタードカラーはBORED METHODのLDGとなりますが、金属同士の摩擦を最小限に抑えている証拠として金属粉による黒みや酸化による赤みも帯びていない事が一目でお分かり頂けると思います。
また、余計なグリスの飛散や塊も無く、薄く必要箇所に留まっている事もお分かり頂けるでしょう。
LDGは潤滑をターゲットとした超低粘度のグリスとなりますが、荷重や衝撃の大きさにより摩擦をターゲットとしたTHGでは無く敢えてLDGを選択していただく事で、特にトラウトやフィネスなどにはレスポンスの良い有効な選択となるでしょう。
巻き心地の点においてはLDGもTHGも同等とは思いますが、ソルトでのライトジギングやバスでのヘビーオンスルアーにおいてはTHGのご使用を推奨しています。
更にタフな状況やマルチパーパスでのご使用においてはBSLGをご使用頂く事で耐久性と極圧性を向上させる事も可能です。
市販他社のグリスとは異なるコンセプトで油膜の維持と吸着に特化しながらも、極圧性を重視した超低粘度のLDGとTHGはグリスの延びが良く少ない使用量で済む事もあり、コストパフォーマンスに優れたグリスとなっています。
サイクルシーンやホビーシーンでもご使用いただけるオーバースペックな性能として是非ご使用いただければと思います。
お買い求めはBORED STOREまたはBORED METHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。