2019/09/11

お客様よりADVANCEのインプレを頂きましたのでご紹介させて頂きます。
このお客様へ東北地方にて渓流でのトラウトをメインとされ、オイルやグリスもMETHOD製品をヘビーユース頂いています。
以下

今回はあえてジョイント面に100%塗布の気持ち厚塗りで試しました(いつもの自分流)。
ジョイント精度がやや悪くカタつきや緩みがややある渓流ロッドに塗布し、朝から夕方まで(休憩を挟んでおよそ10時間)実釣しました。
結果、途中で回転は見られましたが僅かな範囲でした。
回転した方の逆方向に負荷をかけるようなキャストしていると治るぐらいの感じでした。
渓流なので負荷は小さく参考にはならないかもですが、BORED非推奨の100%塗布に気持ち厚塗りでこの結果は非常に良いと思います。
製品の特性上 、厚塗りした様に思っても、実際はそこまで厚塗り出来ていないのかもしれませんね。
これがS社のワックスだともっと回転していたでしょう、あの製品は厚塗りになりやすいので。
また、ロッドのトルク感というかカチっとした全体的な一体感が気持ち増したような気もします。
恐らくそらく従来ワックスより薄く粘着力があるので、伝達性が増したからではないかという気もします。
手で触ってもベタつく感じオイリーな感じがほとんど無いのも驚きました。
従来品とはまったく異質な感触でそれでいて粘着力があるという不思議です。
あと、ロッドを川に思いっきり水没させるなどしましたが、そのまま続行しても何も問題ありませんでした。
全てにおいて従来品に勝っていると確信出来ました。 

以上
非常に貴重なインプレを頂きました。
渓流でのトラウトロッドは特に柔らかくシナリが大きくなる為にジョイント部への振動負荷は大きな物と成り得ます。
例えば一般的なバスロッドなどではバット部からベリー部のシナリはある程度狭い範囲内での事となりますが、上記の様に渓流トラウトでウルトラライトやライトなどのパワーにおいてはかなり顕著にシナリの影響が発生し、それはユルミやズレに繋がる事と考えられます。
フィネスやライトリグにおいては滑止や回転の防止をメインに、ヘビーオンスやビッグベイトなどにおいては固着の防止をメインに、ジョイントパーツのおよそ70%~80%程度を目安に縦方向に薄く塗布して頂ければカーボン素地のあらゆるトラブルを回避出来るでしょう。
もちろん更に多岐に渡るソルトウォーターシーンではあらゆるジョイント部にご使用頂く事で事前のトラブル回避にお役立て頂けると思います。
1ピースロッド以外の2ピース、マルチピース、バットジョイント、テレスコピックなど全てのカーボンジョイント部へは必ずご使用頂ければと思います。
もちろんサイクルパーツのカーボンフォークコラム、カーボンステム、カーボンポストなどの無塗装部分にも非常に使い易くなっていますのでゼヒお試しください。
引き続きのお買い求めはBORED STORE及びMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。