2018/10/05

昨日から屋外に放置しているSCM435鋼製ボルトです。
熱処理済のSCM435鋼製ボルトは黒皮などの酸化被膜や表面処理を一切行っていない生地状態となり、通常の場合は直ぐに錆が発生してしまいますが、一般的なSS400純鉄等と比較すると多少錆難い性質となります。
ナゼこの素材を選んだかと言うと市販のあらゆる製品で強度を求められる場合に頻繁に使われる高強度なクロモリ鋼だからです。
上記のSS400純鉄と比較して大幅な強度があり、自転車の素材としては余りにも有名でその他ボルトやナット等でも多く使用されています。
それを昨日の小雨から本日の本降りの中を40時間ほど放置した物となりますが、左側にはBSLRオイルを右側にはDELTAグリスを塗布し中央部分は何もしていない状態です。
熱処理の影響か若干錆難いとは言えさすがに中央部分には濃い赤錆が発生していますが、左右のBSLRオイルとDELTAグリスは全く錆が発生しない上に油膜がそのままの状態で存在しています。
本日は終日の雨天となり時折結構な雨が本降りとなりましたが、この程度の放置時間であれば当然錆の発生はあり得ません。
これから更に台風の影響や秋雨前線の影響により気温が落ち着くまでは雨の多い季節となりますので、是非BOREDのMETHODオイル&グリスで事前のメンテナンスを行ってください。
引き続きのお買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。