2015/03/13

先日はBORED METHODの製品造りに関するコンセプトをお伝えしましたが、今回はもう一つの部門であるBORED VITALの製品におけるコンセプトをお伝えしたいと思います。
昨年は業務内容の変更に伴う移行中の仮営業的な動きとなりましたBORED VITALですが、発売している製品自体は当然ながら仮ではなく本気です。
その証としてBORED VITALを象徴する製品のバックパックFAITHを受注生産にて昨年11月より販売開始しました。比較的高価なバックパックではありますが、素材や機能など生産面において一切の妥協をせず、とことん納得行く製品と自負しています。
生産はご存知のとおり公私共に付き合いの濃いRESISTANTです。オールハンドメイドによる正確で頑強な縫製と各部におけるノウハウが反映されています。そしてRESISTANTが独自に展開するV.A.B.S(ベンチレーテッド・アジャスタブル・バックパネル・システム)を本家よりも一早く採用させて貰う事が出来ました。その理由からもこのFAITHへの生産意志が非常に高い事がお分かりいただけると思います。FAITHについての詳細はBORED STOREよりご確認下さい。
さて、本題ですがBORED VITALとは直訳的解釈による外遊全般でのアウトドア製品造りを目指しています。一般的にアウトドアと言っても近所の公園や水辺で行うレジャー要素の多い遊びから本格的な高山への登山や屋外を何泊も旅するトレッキング要素まで様々存在しています。自転車、釣行、昆虫採集、散歩、海水浴もBORED VITAL的には立派なアウトドアです。
それらにおいてマルチに対応出来る製品造りがBORED VITALの目指すところです。
その為には素材の選択が重要となり付随して拡張性や機能性も持たせる必要があります。「全天候全環境対応行動型」である事が最大の目的です。
その象徴とも言えるFAITHは一般的な登山系バックパックとは異なる外観ですが、使用素材や拡張性においては一般的な登山系バックパックよりも遥に優れていると自負しています。UL系素材を多用しながらも安易に薄く軽くするのではなく、逆にUL系素材だからこそ頑強で細部にまで拘って製作しました。結果的に一般的なナイロン素材を使用した大手登山系バックパックのおよそ2/3程の重量で仕上がり、バッグ本体だけでの拡張性もおよそ29L〜37Lほどの大幅な可変範囲となっています。
その外観からは想像出来ないマルチな使用範囲こそがBORED VITALの目指すところでもあり、FAITHの存在を改めて再認識した次第です。
上記を踏まえたBORED VITALの製品として新たなラインナップが進行中であり、現在サンプリングやテスト段階となっていますので後日具体的にお知らせ致します。
加えて今年のBORED VITALは色々とイベントも計画しています。ざっとの概要ですが、5月のGWには昨年も行ったVITAL的遠足も行います。そして8月の炎天下で開催したいと考えているVITAL釣大会も今年こそはと思っています。
使ってこその製品です。その場を共有すると言う意味でも出来れば大々的ではなく地味ながら継続して行けるイベントになれば良いなと考えており、それもBORED VITALにとって大切な業務の一つと考えています。
4月以降よりBORED VITAL製品においてもBORED直販のみではなく、販売店への卸も展開して行く予定です。製品を実際に手に取って確認出来る事は「使う物」には重要となります。この場を借りてご興味のある販売店の方々はメールにてご一報いただければと思います。
そしてお待たせしていましたFAITHですが、ようやくご注文済みのお客様分が今月末までに全て納品となる見込みです。更に現時点で新規にご注文いただきますと若干数に限り今月末頃には納品可能となりますのでお早目にBORED STOREよりご注文いただければと思います。