2015/03/03

4月からの業務内容完全移行に伴い昨年から準備を行って来ましたBORED METHODオイルのフルモデルチェンジがようやくコンプリートしました。
今回は結局丸一年かかってしまいましたが、オイルの内容としては現在のラインナップで完璧に満足しています。BOREDが11年間プライベートブランドとして度々モデルチェンジやアップグレードを重ねて来た集大成と言えるでしょう。
BORED METHODが当初から提唱している油膜性と極圧性を重視し固形添加剤や塩素系材料を一切使用しない100%化学合成のグレードⅣとグレードVのみを使用したベースオイルに各種オリジナルの添加剤や化合物を高割合で配合した最強のオイルと自負しています。
しかし何だかこうやってフルラインナップを並べてみると相変わらず地味ですね。しかもデカールのデザインや一部容器の変更を無性に行いたくなって来た様な。過去のアイテムの様に全体的な統一感と言うかBORED METHODらしさを更に前面へ強調しても良いのかもしれません。これはこれで気に入ってるんですけどね。
添加化合油のABSOLUTEとCOWPERは容器を変更して、マルチパーパスオイルの247はデザインを変更しようかなぁとか。
まぁ絶対に主役になれないジャンルなのは承知していますが、金属には確実に必要なアイテムなので、せめてパッケージやデザインにも拘り少しでも印象付けられる様な存在でいたいと生産を始めた当初より考えています。
BOREDの代名詞的存在だった過去製品のBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズの後継に当たる247は、これ一本で全てに対応出来るマルチパーパスさをコンセプトとしています。BLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズは極圧性を第一のコンセプトとして来ましたが、この247は油膜性を第一のコンセプトとしています。加えて極圧性よりも減摩性を重視した事により一般的な用途は同じでもBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズとは根本的にターゲットが異なります。完全なオーバースペックの数値を得ていたBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTシリーズはやはり大袈裟過ぎました。それを多少マイルドに抑えながら逆に対摩耗性を向上させたのが今回の247になります。この方が実用的な効果が得られ、注油してからの経過具合で見ても油膜が安定しています。
この様な超高性能のマルチパーパスオイルはやはり特別な存在でありたい。となるとあの指紋パッケージを継承させるべきかなと。あ、もちろん在庫補充したばかりなので全然先の話ですが。しかも確信はありませんので。
と、所詮はブルーカーラーのくせに生意気な考えを起こしていますが、肝心な中身はどこにも負けない品質と性能の自負はありますので、引き続きBORED STOREよりご注文お待ちしています。