2020/01/24

BOREDのMETHODより近日中に受注を開始致します新製品の表面保護コーティング剤PROTECTIVEについて、最終的な仕様が決定し既に生産を開始しています。
この表面保護コーティング剤PROTECTIVEはBOREDのMETHOD製品からケミカルスキルを応用したオイル&グリスとは異なる展開となり、同じMETHODのカーボン滑止固着防止剤ADVANCEに続く製品として展開致します。
PROTECTIVEはその名の通り使用対象物の表面保護を最大のターゲットとし、擦れ傷や置き傷などの使用に伴う経年傷や摩擦痕を防ぐ事を第一に、PROTECTIVEを処理後は室温25度を目安に24時間放置する事で、無色透明の特殊被膜を生成し表面硬度を5H相当まで硬化させる事が出来ます。
市販の国産自動車用塗装の表面硬度がF~H相当、海外の高級自動車塗装の表面硬度が4H相当と言われ、5Hはそれらよりも更に硬い被膜となりますが、これ以上被膜を硬くしてもワレやヒビなどを生じさせてしまう懸念から実用的では無いと考え、METHODユーザーのメインターゲットとなるフィッシングユースやサイクルユースを前提とした上で5Hの表面硬度を最適として調整致しました。
もちろん無色透明の被膜で表面を硬化させるだけで無く、相乗して当然ながら撥水性と防汚性も備え、更に紫外線防止効果のある自然な艶出し効果も伴っています。
撥水性と防汚性はVITALのWRの様にパラっと転がり落ちる様な撥水では無く、スルッと滑り落ちる様な撥水となりますが、繊維を対象とした対象物と材料の異なる複数の対象物とで撥水力を発揮させる仕組みの違いとなります。
そして艶出し効果として例えると新品時の塗装したてな上品な艶感となり、市販の自動車用コーティング剤の様にギラついた艶感とは異なるイメージとなります。
このPROTECTIVEは加水分解の性質として大気中の水分や湿度と反応する事で、成分のシリコーンが三次元化したシリコーンオリゴマーへと変性し強度と硬化を促進させる仕組みとなります。
フィッシングユースであればリールのボディ周りの擦り傷や置き傷防止、リールのハンドルやレベルワインダー周りのゴミ付着防止、ロッドのライン接触による擦り傷防止、ロッドのガイド周辺のゴミ付着防止などに。
サイクルユースであればフレームやフォークの砂や石によるチップ傷防止、トップチューブの擦れ痕防止、クランクアームの擦れ痕防止、ハンドルの握り痕防止、各種ワイヤーによる擦れ傷防止などに。
その他スマホ、タブレット、サングラス、デジカメ、トレッキングポール、リストウォッチなど、あらゆる対象アイテムの擦れ傷や置き傷の防止と撥水&防汚への対策としてご使用可能となります。
数年前より製品化を目指しながらも納得が行かずに途中で何度か断念しましたが、今回は非常に優秀な結果と想定した効果が新規材料により実現した事で製品化する事が出来ました。
ADVANCEに続きMETHODの新たな展開として、是非あらゆるユーザーにPROTECTIVEをご使用頂ければと思います。
現在は使用容器の選定及び仕入と製品ラベルの手配となりますが、デリバリーは2月上旬予定として開始となりますので、近日中に先ずはBORED STOREにて先行受注開始とさせて頂きます。