2019/03/26

4月1日発売のMETHOD新製品オイルHYDRAについて、本来はヒュドラと読むべきなんですが日本語的にはヒドラと読みます。
KRAKENやGOLYATに次いでミニチュアベアリングやメタルカーラーを対象とした超低粘度オイルシリーズの第三弾となりますが、今回はMETHOD最高峰オイルBSLRの特性もハイブリッドした事で超低粘度オイル中では最高峰とした位置付けとなります。
と言う事でKRAKENやGOLYATとは異なるデカールデザインとなっている訳です。
さて、当然ながらBOREDのMETHODオイルは2003年の誕生以来全てシンセティックオイルに拘り続けているのですが、ズバリSYNTHETICまたは化学合成油や合成油と必ず記載する事としています。
市販の特にフィッシングオイルにおいて製品説明に「精製」や「高純度」等と記載されているオイルは全て鉱物油です。
それら鉱物油のベースオイル自体は化学合成油や合成油の製造コストと比較して非常に安価で生産出来る物で、代表的な市販オイルで言えば某CRC5〇6などに代表される物と同一のベースオイルとなります。
化学合成油や合成油はそもそも化学的に製造される物であり、地面から搾り取った鉱物油とは異なる為に精製する必要がありません。
精製とは不純物を取り除く作業の事を指しますが、化学合成油や合成油には生まれた経緯が違う為に不純物は存在していません。
もちろん一部配合ざれている添加剤や化合物には存在している可能性もありますが、オイルの大半を占めるベースオイル中には不純物が存在していないと言う事です。
これが化学合成油や合成油と鉱物油との価格差でもあり、比例して基本性能としても大きく異なる所以となります。
剪断性、耐熱性、吸着性そして粘度指数が段違いに良好で電気的作用を持ち合わせている事が特徴ですが、身近な存在で言えば自動車のエンジンオイルなどでも確認出来ます。
車検レベルでのメーカー指定は鉱物油となり、それに比べレース用や高級車用の化学合成油や合成油は倍位の価格設定となりますが、性能を求めるならどちらを選ぶべきかと言う事です。
BOREDのMETHODオイルは2003年の誕生以来16年間、全て化学合成油や合成油のシンセティックオイルに拘り続けている最高級最高性能なオイルです。
引き続きBOREDのMETHODオイルを是非ご使用頂き、その性能差を実感頂ければと思います。