画像は実物のストラップとなりますが、実際に身体に触れる部分は画像右の12mm幅のポリプロピレンテープとなり、ナイロンよりも柔らかな質感で身体にフィットし易い素材として採用しました。
そのポリプロピレンテープの根元はITWのLine loc 3に直接縫製されていますが、その縫製にはカラビナなどを通せる様に少し大きめのループを設けています。
Line loc 3のもう一方は3mmのパラコードを使用し、先端にはNIFCOのナスカンフックが結んであり、サコッシュ本体に縫製されたループに引っ掛けて装着する様になっています。
ポリプロピレンテープは全長が60cmでパラコードは片側30cmの両側合計60cmとなりますので、ストラップ自体の全長はおよそ120cmで設定しています。
長さ調整に関してはLine loc 3のコキを上方向に上げるとパラコードのみが解放され動く仕組みとなっており、同目的のテント用ミニラインロックよりも確実に固定する事が出来ます。
本来はテント用のガイラインなどを使用する前提ですが、ロープ自体の滑りを重視する意味と確実に挟み込んで固定出来る太さとして敢えて3mmのパラコードを採用しています。
一見すると使い心地が悪そうに見えるストラップですが、使用上は気になる事もなくシンプルながらタフに使用しても問題ありません。
最近のハイカーサコッシュでも同様な構成が多く存在していますが、自分の場合はデジタルカメラのストラップとしても使用しています。
サイドリリースバックルやコードストッパーよりも長さの調整が楽に行えるので、色々と使い回してみるのも面白いかもしれません。
7月下旬までにデリバリーとなりますBORED VITALのMS085サコッシュはBORED STOREより先行受注を開始していますので引き続きお早目のご注文をお待ちしています。