2016/06/17

何だか今年は例年に比べ雨量が少ない梅雨となっているそうです。
そんな梅雨が終わると猛暑&豪雨の日も増えて来ますが、金属全般にとっては一番過酷なシーズンとなります。
当然ながら錆ない金属はありません。鉄や鋼の様にあからさまに赤錆を発生する物は当然ですが、ステンレス、アルミ、チタンなども当然ながら錆ます。つまりは赤錆の様に顕著な表面変化は起きませんが確実に酸化を起こします。
そして同時に熱による膨張も起こします。熱による膨張は精度に関わる事になり、メーカー各社はあらゆる金属製品をジャストの寸法で生産していません。いわゆるアソビと呼ばれる寸法公差を設けているのですが、金属の種類によってはこの熱膨張率が異なる為にどうしても組み合わせ次第で摩擦が顕著に生じてしまいます。
例えば自転車のハブや釣具のリールなどでも良く見られる組み合わせとして、ステンレスシャフト、シールドベアリング、アルミボディがあります。これらはその他のあらゆる金属製品でよく見られる組み合わせですが、この場合一番熱膨張し易い物はアルミとなり、次にステンレスで、最後にベアリングで使用されているSUJと呼ばれる鋼になります。
もちろん上記にも更に色々な種類が存在しているので一概には言えませんが、これらの組み合わせが逆の 製品なども存在しており、つまりは基準となる気温や温度を越えると金属同士の摩擦が大きくなったり小さくなったりを繰り返しています。
上記2点に関しては酸素と温度のある地球上では仕方のない事なのですが、これを回避する為に使用される物はズバり潤滑油であるオイルやグリスとなります。特殊な表面処理やコーティングなども存在していますが、結局はオイルで潤滑させる事が一番安く早く確実だと言う事です。
そのオイル選びを間違えてしまうと、それこそ金属にとっては致命的となってしまい破損や故障などへ繋がる事となります。
BORED METHODオイルは特に摩擦や荷重に対しての性能を重視し、摩擦を減らし金属同士の直接的な接触を極力下げ、金属表面を保護する事を最大目的としています。
これからのシーズンはどのフィールドにおいても猛暑により高温下に晒されてしまう場合や、急な豪雨により温度降下を繰り返す場合が多くなります。
これらにおいて常に稼動している物や摺動している物の精度を最低限維持する為にもBORED METHODオイル&グリスの極圧性、減摩性、油膜性を是非お試しいただければと思います。
お買い求めはBORED METHODお取り扱いDEALER各店またはBORED STOREよりお待ちしています。