2022/04/13

自分が現在使用するメインのスピニングリールはこの3台。
シマノの19ヴァンキッシュ 4000MHG、21ツインパワーXD C3000XG、21コンプレックスXR C2000 F4HG。
基本的にはソルトオンリーでの使用となりますが、タックルに合わせての使い別けです。
先日からホーム湾奥運河でシーバスを対象として検証を行っているのが19ヴァンキッシュ 4000MHGと21ツインパワーXD C3000XGの2台。
既に19ヴァンキッシュ 4000MHGは入手してから使用も長く今のところ不具合は一度も起きていませんが、21ツインパワーXD C3000XGは数ヶ月前に入手した事もあり使用回数が少ない事から集中して検証を行って来ました。
その検証ターゲットはドラグ。
21ツインパワーXD C3000XGはカーボンドラグを採用している事で、フェルトドラグとは大きくフィーリングが異なります。
ある一定以上の力が加わると瞬時に動き出すのですが、力に対して素早く小刻みにドラグが滑る打楽器の様なイメージで、一方のフェルトドラグは力に対して常にゆっくり滑り続けている弦楽器の様なイメージです。
但し意外な事にこの2台共に同じTHETAグリスを使用しています。
色々と検証を行った結果からシーバスをはじめブラックバスや本流トラウトなど、ルアーフィッシング全体における中量級?ではTHETAグリスの使用が最もレスポンスが良く、ドラグを締め込み過ぎる事も緩めすぎる事も無く、純正に近いフィーリングながらスムーズさのみがアップしている印象です。
なのでALPHAグリスを使用した際にはフェルトドラグであれば使用範囲内ながらも、カーボンドラグでは常にエンストしている様な動いたり止まったりが大袈裟過ぎてしまいます。
もちろんこれらより大型となる5000番以上については別ですが、対象として2500番クラス~4000番クラスであればTHETAグリスのみで対応可能ではないかと思います。
あくまでもBOREDオフィシャルとして検証から得た結果となりますので、お好みのフィーリングによっては他のグリスでも使用に支障はありません。
METHODのウレア系グリスは一般汎用のリチウム系グリスと比較して5倍以上の潤滑寿命が得られ、特にリチウム系グリスよりも耐水性と耐熱性に優れたウレア増ちょう剤に加え、極圧添加剤として耐荷重と減摩性に優れた添加剤の効果から、メインギア、ピニオンギア、クロスギア、ドラグなど摩擦摺動が大きな箇所へ最適なグリスとなっています。
ギア関係への使用においては巻きのフィーリングを調整し易く、例えば低粘度のTHETAグリスと高粘度なDELTAグリスでも荷重や摩擦における耐久数値は殆ど差が無い事が特徴です。
先日よりご案内して来ました様に4月28日からMETHODウレア系グリスが一律税込1900円へ値上変更となりますので、在庫も少なくなりました今の内にお早目にお買い求めください。
引き続きのお買い求めはBORED STORE及びMETHODお取り扱いDEALER各店よりお待ちしています。