Tyson自体のカラーリングですが、基本的に使用しているコスメはオールブラックとなります。
スレッド、ワインディングチェック、リールシート、フォアグリップ、セパレートグリップ、エンドと全てが黒一色です。
ブランク自体のティップセクションとベリーセクションは30tカーボン地、バットセクションは無指向性カーボンシートにより和紙の様なカーボン地、グリップセクションは3Kカーボンの平目織となっており、ブランクは全て2Kウレタンクリアーで塗装されています。
デカールはバットセクションにホワイトでレタリングされ、リールシートのフット部には後日専用デカールが貼られる予定です。
セパレートグリップはEVAのみの展開として前後共に100mm長の同一グリップを採用し、エンドはFUJIのソフトバットキャップを採用していますが、ハンドルパイプには接着密度を高める為に全て足付作業を行った上で接着しています。
ガイドのスレッド幅もジョイントガイド部の2箇所を除き全てを10mm幅で統一し、間違い無く必要としない装飾目的のメタルパーツやピンストライプまでも一切排除しています。
スレッドは全て太径スレッドを使用してあり、コーティングのエポキシは3回コーティングで十分な厚みを持たせています。
あくまでもシンプルに必要最低限のアッセンブルで、パックロッドとして本来の目的に準じた携帯時のトラブル回避の意味でも徹底した仕様に拘り、4ピースで仕舞寸法60cmのヘビーロッドながら重量は約210gで納める事が出来ました。
これからオリジナルのファブリックソフトケースの作成を開始しますが、こちらはあくまでもミニマムで携帯時の傷防止だけを目的としたウルトラライト仕様のキンチャクタイプとなる予定です。
基本はバックパックのドリンクポケットなどに差し込んでハーネスでコンプレッションさせたイメージ、つまりトレッキングポールの様に携帯するシンプルさをイメージしています。
市販他社の若干ゴージャス？なセミハードケースはちょっと、と個人的に思っているので、フィールドで使用する際にレスポンス良く取り出せる事も考慮しています。
本日の20時よりBORED STOREにて先行受注を開始致しますが、基本的に受注順にて生産を開始致しますので、1stロットは12月末から1月末までの納品につきご了承ください。