自分が理想とするシルエットは某SC社のハンドルノブなのですが、個人的な欲を言うとテーパーを微妙に変化させ尻がもう少し大きな方が理想です。
もちろん全長は50mm～60mmの間でスリーフィンガーが可能で、少しでも重量を抑えながら感度を得る為にインナーチューブは全てカーボンを使用し、指先に触れ易い箇所のカーボンを大きく露出させるブランクタッチ的な要素をプラスしています。
画像は現段階でのサンプルの一つですが、径の太いカーボンパイプを使用する為にコストの面が大きく影響してしまいます。
そこで少しでもコストを抑える為にノブの尻側ネジはステンレス製の汎用品を流用する事で、コストを抑えながらシルエットの形状切削などに時間と手間を費やせる事となりました。
製作はMETHODオイル＆グリスを日常から使用頂きリールのメンテナンスやチューニングを手掛ける工房ThirdHandへ依頼し、BOREDのVITAL別注と言う形での販売を予定しています。
シンプルな構造となるハンドルノブはシンプルが故に微妙なクリアランスが求められる為に、量産からのアッセンブル時は個々に微調整を行います。
毎回少ロット生産とはなりますが近日中には最終仕様をアップの上で先行受注を開始致しますのでゼヒご期待ください。