2019/06/26

6月に入り梅雨らしい天候も続いていますが、特にサイクルショップでは梅雨の雨天や湿度に向けたメンテナンスで繁忙期を迎えるシーズンとなります。
BOREDがサイクルメカニック時代より何度も注意していた事として、分解洗浄を伴うメンテナンスにはタイミングがあります。
もちろん毎日徹底的な分解洗浄を行う事が出来ればベストですが、常識の範囲として四季の変わり目には出来る限りの分解洗浄を行い各部丁寧な注油が必要で、その他オンシーズン中は気が付いた時に注油を行う事で十分な金属の延命に繋がります。
つまり夏を6月~9月とすると今時期にこそ徹底的なメンテナンスを行うタイミングとなり、次回は10月~11月の気温が落ち着き大気が乾燥し始めた時期が目安となります。
これからの夏季シーズンは金属にとって最も過酷なシーズンとなり、雨天や湿度の影響による酸化や高温による金属の膨張など、製品自体の公差が目に見えないレベルで頻繁に変化している為に他のシーズンよりも摩擦や劣化が顕著に起こり易くなります。
ご自身でメンテナンスを行う場合は、先ずはチェーンのドブ浸洗浄と各種ワイヤーの交換、ブレーキシューやチューブのチェックは当然としてヘッドセット、ボトムブラケット、ハブの油脂交換は必ず行い、その他の各関節部には薄くオイルアップを行う様にしてください。
METHOD製品で言えばLIGHT DUTYオイル、BSLRオイル、ALPHAグリス、DELTAグリスがあれば大抵のメンテナンスには対応出来ます。
その他専門的な知識が必要な場合はショップに依頼する事がベストとなりますので、是非BOREDのMETHODお取り扱いDEALER各店にてご依頼ください。
と、言う事で6月も後半に差し掛かりBORED STOREの在庫も少なくなって来ましたので、お早目の事前メンテナンスにご活用ください。