2019/06/12

大変有難い事に想定外に多数のお問い合わせを頂いていますBOREDのVITALより発売予定の名前は未だ無いフロッグ用フィールドストレージ。
発売時期につきまして具体的な日時は確定していませんが、ザックリとこの夏中には発売出来る方向で現在も最終サンプルに向けて準備や作業を進めています。
一番多いお問い合わせ内容としては、フロッグは何個取り付け出来るのか?と重要な部分となりますが、こちらはおよそ12個~15個のいずれかを想定し仕上がりサイズから逆算中となります。
デイジーチェーンに収まった各フロッグが絶妙に干渉し合わない間隔と代表的な各社フロッグ形状による幅や厚みを考慮しながら1mm単位で寸法出しを行っているので外観的にも機能的にも一番重要な部分の為に少々難儀しています。
次に取り付けたフロッグが落ちる事が無いのか?と不安も感じられると思いますが、その為にデイジーチェーンで使用しているショックテープへ工夫を施し、フロッグが収まる内側へは滑り止め加工として透明シリコーンを特注で加工しています。
このシリコーンの滑り止め効果と数種類からテストしたショックテープの伸縮具合に寄る絶妙なコンプレッションで不意な動きに対して上記2つの効果で落下を防ぐ仕組みとなっています。
現段階では意地悪に逆さにしてワザと落とそうとしても落ちない程なので、持ち運び時の自然落下は恐らく無いだろうと言う想定です。
最後に見た目も重要なデザインとなりますが、この画像の状態にバックルだけを取り付けたチープな物にはなりません。
必要最低限の厚みと幅を持たせたメインボディ部を製作し、その上に画像のデイジーチェーン部が重なる仕様となりますが、使用している素材は全てアウトドアスペックな高強度の材料を使用しています。
例えばメインボディ部には重量と強度のバランスに優れた500Dのコーデュラナイロンを使用し、フロッグの落下防止で縫製されている尻側のテープでさえYKKのグログランテープを使用している程で、デイジーチェーン部のショックテープは日本製のポリエステルとポリウレタンゴムを使用しています。
バックルはNIFCOのサイドリリースを予定していますが、バカみたいに大きくダサい50mmタイプは使用せず恐らく38mmを使用する方向です。
もちろん後付けとして市販のポーチやホルダーを取り付け出来るスペースも備えていますので、このフロッグ用フィールドストレージ単体で移動や藪漕までミニマムに完結出来るイメージを想定しています。
ただし市販釣具メーカーのショルダーバッグみたいに色々とゴージャス過ぎる無駄の多さは排除していますので、あくまでもタフでシンプルな使用感を追求しています。
と言う事で簡単にお問い合わせ内容を一括回答させて頂きましたが、あくまでも現段階での仕様と言う事ですので上記参考として頂ければと思います。
さて、気になるお値段は1万円未満で収まる様に健闘中です。