2021/04/06

BOREDのMETHOD製品をご使用の際に、他社製品との併用や混合は一切推奨しておりませんのでご注意ください。
同じくMETHOD製品中においても注意が必要で、BSLRオイルとHYDRAオイルは混合カスタムが可能、KRAKENオイル、GOLYATオイル、LIGHT DUTYオイル、THICK HEAVYオイル、CHIMERAオイルは全て混合カスタムが可能、DELTAグリス、ALPHAグリス、THETAグリスは全て混合カスタムが可能となります。
例えばフィッシングリールの様に小さな筐体中で様々なオイルやグリスを使い別ける際において、オイルやグリスが経年や使用により流出して筐体中が油まみれになってしまう量は適切な使用量をオーバーしている為に論外となりますが、適正と思われる使用量において様々なオイルやグリスの接触が有ってもそれは大きな懸念要素には当たりません。
但し、問題はMETHOD製品以外の他社製品との混合や接触において、最悪のケースは材料ベースの違いから乳化や分離などを引き起こす場合があり使用において推奨出来る状態とは言えません。
例えばシールドされているベアリングやボディ外部のネジ部などにおいては混合や接触の心配も殆どありませんが、1つのリールボディ内で各社のオイルやグリスを試しているなどにおいては、上記の様な混合や接触により各部が上手く機能しない事態も有り得ますのでご注意ください。
参考までにBOREDのMETHODでは2003年以来ベースオイルはエステルコンプレックス化学合成油とポリアルファオレフィン合成油のみを、添加剤においては硫黄系極圧添加剤と合成炭化水素系粘弾性添加剤を、これら4種類に関しては全て共通した同一材料を使用していますので、配合比や粘度差などは製品毎に異なりますが基本的に混合や接触が起きた場合でもバッティングの恐れはありません。
特に極圧添加剤の様に金属の表面に酸化被膜を生成させる物は、世間で言うところの「被膜系」につき他社製品とのバッティングにおいては十分な効果が得られないばかりか、逆に生成被膜を壊してしまう恐れもありますのでご注意ください。
また、BOREDでは固形添加剤は一切無使用としてテフロンに代表されるPTFR系、モリブデンやチタンに代表される微粒子金属または二硫化物質、発熱時に人体や生物に有害とされる塩素系などは一切使用してりません。
同様にべースオイルの粘度調整に使用される各種溶剤も配合しておりませんので、基本的にはベースオイルの品質と各種配合される添加剤及び添加化合物の品質だけで勝負しています。
業界のトレンドには流されずシンプルに最高の材料を使用し、日本国内生産として2003年から完全オリジナルで生産していますので、上記懸念材料は一切無い物として安心してご使用頂けます。
尚、2003年から各種材料におけるアップグレードやモデルチェンジを何度も繰り返して来ましたが、現在も最良で最新の材料を不定期に試しながらの生産につき、今後も事前アナウンスの上で性能向上におけるアップグレードやモデルチェンジを行う事もありますのでご了承ください。
METHOD製品のオイル&グリスはBORED STORE及び全国のMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。