2021/03/09

先日もBORED BLOGをはじめSNSでもアナウンス致しました様に、METHODのLDGグリス及びTHGグリスは生産完了として廃盤となりましたが、その後継製品として現在新たに超低粘度グリスのサンプル生産及び実用テストを開始しています。
今回も超低粘度グリスとしてあくまでも半固形状のグリスとはなりますが、グリスの粘度を示すちょう度は00号相当として増ちょう剤をウレア系にて統一しています。
つまり高粘度2号相当のDELTA、中粘度1号相当のALPHA、低粘度0号相当のTHETAに続く、超低粘度な00号相当で設計していると言う事です。
但しLDGグリスやTHGグリスの様にベースオイルの油分配合を多くせずに、合成炭化水素を用いた添加剤の配合を上げているので、簡単に言うとLDGグリスやTHGグリスより少しシッカリとした肉厚を維持させようと思っています。
ウレア系の特徴である耐水性と耐熱性をベースにソフトでスムーズな流動効果を持たせる事で、オイルよりも長期に渡る保護効果を持たせながら潤滑効果も併せ持つ。
何かとディフェンス面で使用される事の多いグリスにおいてオフェンス面も意識した新たなグリスとして、フィッシングからサイクルまでホビー用途全般向けにご使用頂けます。
2003年の立ち上げ以来BORED史上で初のチャレンジとなる新たなグリス設計ですが、サンプルにおいて一部材料の共通化が予想以上の効果を上げている為、当初の予定よりも早い4月~5月の発売を目指して実用テストと微調整を行っています。
ウレア系グリスの真価を発揮するサマーシーズンに向けた耐水性と耐熱性に優れた00号の新たなグリスとして、ぜひ他のMETHODラインナップ同様にご期待ください。