2020/08/19

サイクルユースのヘッドセット、ハブ、ボトムブラケット、ペダルなどの所謂カップ&コーン構造の場合において、カートリッジ構造のシールドベアリング並みの耐久性までブラッシュアップさせる為には、METHODのDELTAグリスまたはALPHAグリスをご使用ください。
特に焼き付け痕の無い状態や錆が進行していない状態であれば現在ご使用のグリスを脱脂洗浄した後にDELTAグリスまたはALPHAグリスをご使用頂く事で、カップ&コーン構造の宿命とも言えるシール性の乏しさを補う事が出来ます。
基本的にグリスの場合はどのベアリングパーツにおいても目安としてパーツ体積の40%~50%程度にグリスが充填されていれば問題ありません。
たまにカップが埋まる程にグリスを充填している画像などを見かける事がありますが、これは確実に無駄が多くベアリング自体の回転に支障が起こります。
カップとコーンには下地の金属が見えない程度の厚みで均一に塗布し、ボールベアリングやリテーナーは表も裏も全体がグリスで覆われている程度が塗布の目安となります。
クリームチーズの様な質感と粘度のDELTAグリス、それよりもワンランク粘度を下げたALPHAグリス、共にウレア系成分を使用している事により一般的なリチウム系成分と比較し大きく耐水性が優れ、使用出来る温度範囲も更にワンランク広い対応となります。
摩擦や極圧を防ぐ事を最大限の目的としているグリスにおいて、DELTAグリスとALPHAグリスは更に耐水性と防錆性に優れ、真水だけで無く塩水においても十分な防錆効果と形状維持を保つ事が出来ます。
特に夏季シーズンにおいて不意の豪雨や台風など雨天への対策として、また海辺で行われるシクロクロスやトライアスロン、そして何よりもステムやヘッドセット周りに垂れる事が多い自身の汗などにおいてもオーバースペックな耐久性で貢献出来るでしょう。
カートリッジ構造のシールドベアリングに匹敵するディフェンス策として、ゼヒBOREDのMETHODが誇るDELTAグリスとALPHAグリスをお試し頂ければと思います。
引き続きのお買い求めはBORED STOREまたは全国のMETHODお取り扱いサイクルショップにてお待ちしています。