2017/11/14

リニューアルアップグレードしましたMETHODのBSLRを有効に使用するシチュエーションとして、今回新たに加わりました防錆性と油膜性を重点において使用方法をご説明致します。
先ず一般的に錆を防ぎたい場合は躊躇なく防錆オイルを注油する事が普通だと思いますが、その箇所には本来グリスを塗布する事が適正だと思われる場合において、防錆オイルを注油するべきか?グリスのみを塗布しておけば良いのか?それとも両方を使用するべきなのか悩む場合があります。
市販のどのオイルにもグリスにもそれなりな防錆効果はありますが、決定的に錆を防止したい場合にはどうしたら良いのか?
そもそも防錆の方法には大きく別けて2種類が存在しており、1つ目は水置変換性と言う効果を利用した物があります。
これは注油した際に水よりも先にオイルが金属へ付着する性能を高めた物で、一種の吸着性能を利用した効果と言えます。
2つ目はオイル内に防錆添加剤を配合した物となり、予め金属に酸化皮膜を生成させる事でそれ以上酸化を防ぐ役割を果たしています。
METHODのオイル&グリスにおいては基本的に水置変換性を高め吸着性能を最大限引き上げる事で錆を防いでいますが、今回のBSLRはその吸着性能に加え防錆添加剤を有効最高濃度で配合し、更に物理的に油膜全体の存在を補助する添加剤を配合した事により強力な防錆効果と油膜維持効果をもたらしています。
これにより元々BSLRが得意としていた摩擦や荷重に対し金属を保護させる極圧性、化学合成油の電気吸着性能からなる吸着性に加え、更に決定的な防錆性と油膜性が加わった事で、事実上のマルチパーパスとしてリニューアルアップグレードしました。
冒頭の様に錆を防ぎながらも摩擦や荷重などからしっかりと金属の保護潤滑を行いたい場合には、迷わずにBSLRをご使用頂く事でいずれの効果も得る事が出来ます。
お買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店よりお待ちしています。