BOREDのMETHODロングセラーとして現在も継続販売しているサイクルハブ用のTUNED SEALD BEARING。
メーカー純正よりも軽く早くレスポンスの良い回転を得られながらも、純正グリスに匹敵する強靭な油膜の専用オイルで仕上げた事で、粘度抵抗を減らし且つ気を遣わずに使用出来るチューンドベアリングです。
現在はレースやコンテストを前提とした仕様では無く耐久性を十分に持たせた仕様としていますが、メンテナンスに使用するにはどのMETHODオイルを選べば良いのか?とお問い合わせを頂きます。
以前から不定期でご案内しています通り、このTUNED SELAD BEARINGのメンテナンスにはMETHODのLIGHT DUTYオイルが適正となります。
製品にはこのLIGHT DUTYオイルをベースに改良を加えたTUNED SEALD BEARING専用オイルを使用していますが、基本的に被膜が生成された後の状態であればLIGHT DUTYオイルを継続してご使用頂く事で、引き続き被膜の生成が失われる事がありません。
通勤通学や街乗りが主体の場合はこのTUNED SEALD BEARINGが適正かと思われますが、レースなどで使用する場合にはTUNED SEALD BEARINGを洗浄せずに追加の注油としてGOLYATオイルまたはCHIMERAオイルを多目に継ぎ足す形で注油頂ければ最適かと思われます。
基本的にBOREDのMETHOD製品はオイル用の各種添加剤、グリス用の各種添加剤と大きく別けて2種類が存在していますが、オイル用の各種添加剤は一部BSLRオイルやHYDRAオイルを除き同一の物または同素材の物を使用しています。
その為、被膜を完全に失わない状態であれば以後も継続して注油のみでメンテナンスが可能となります。
但し使用から数年経過している場合や錆の発生や焼き付きなど、物理的に精度が著しく狂っているであろう状態においては被膜も確実に影響を受けていますので、その際は再度新品への交換を推奨しています。
2003年から継続して今も多くご使用頂いていますTUNED SEALD BEARINGは、基本的にオーダーを頂いた後で個別にチューニング作業を行う為に7営業日前後でのお届けとなりますが、高温や湿度の影響が少なくなった秋シーズンへの変わり目につき一度リフレッシュさせるには最適なタイミングとしてご注文をお待ちしています。
引き続きのお買い求めはBORED STORE及びMETHODお取り扱いサイクルショップにてお買い求めください。