2021/03/02

昨年の秋から20年以上ぶりに本格再開したシーバス釣り。
20年以上前とはフィールドの状況も釣人のプレッシャーも大きく変わってしまいましたが、それでも世界一と言われるだけの事はある魚影の濃さのお蔭で再開早々に魚に触れる事が出来ています。
基本的に自分はバスでもシーバスでもベイトタックルしか使用しませんが、やはりシーバスにおいては海水と言う事からも釣行後のケアは確実に行う事をお勧めしています。
ネット検索すると釣行後のケアとして様々な方法を確認する事が出来ますが、自分の場合は基本的に真水でリールを洗う事はしていません。
釣行から帰宅後はすぐにリールを画像のところまで分解し、マイクロファイバーウエスでリールボディの全体を丁寧に拭き上げますが、特にボディの内側はキチンとスプールを外して行う様にしています。
リール全体を拭き上げた後はこの状態で半日から一日の間放置して細かな水分を乾燥させますが、遠目から暖房器具の温熱や温風を当てる事で時間短縮にもなるでしょう。
その後に注油する場合はメカニカルブレーキ側のスプールベアリングとレベルワインダーのウォームシャフトだけを先細りの綿棒や紙ウエスなどを使って軽くクリーニングしてから注油を行います。
参考までに自分の場合はビッグベイトまたはヘビーウェイトルアーの20g~60gをメインに使用していますが、スプールベアリングにはCHIMERAオイルをウォームシャフトにはTHETAグリスを使用しています。
上記のウェイトであればルアー自体のウェイトで自然とスプールが回されてしまう為、過度にスプールベアリングの初速を上げ過ぎるとバックラッシュの原因にも繋がる事からCHIMERAオイルの粘度が最適と言う結果に行き着き、また、特に見落としがちなレベルワインダーのウォームシャフトにおいては巻き心地に影響して来るパーツでもあり、毎回確実に水分と接触するパーツでもあるので、耐水性と防錆性に優れながら巻き心地を損なわない低粘度なTHETAグリスが最適となります。
もちろん上記は釣行後のケアとしての事なのでキチンとしたメンテナンスではありませんが、本格的なメンテナンスはワンシーズン中に最低1度は必ず行う様にしています。
ちなみにワンシーズンとは春夏秋冬の1季節の事で、要するに3ヶ月~4ヶ月毎に本格的なメンテナンスを行う様にしていると言う事です。
自分の場合は製品の検証や新製品予定のテストなどを行う都合から頻繁に全バラシする機会が多いのですが、実際にバスやライギョなどで使用している他のリールにおいても同様です。
今年は春の訪れが早く感じる年となりましたが、それだけベストシーズンの期間も長い事になります。
ハイシーズンやベストシーズンを迎える季節の変わり目として、ゼヒBOREDのMETHODオイル&グリスで事前のメンテナンスを行ってください。
引き続きのお買い求めはBORED STORE及び全国のMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。