2020/09/18

サイクルユーザーの多くが悩んでいるクロモリチェーンのオイル選択。
チェーンへの注油目的として潤滑を優先するのか?又は防錆を優先するのか?オイルセレクトについては過去も現在も多くのお問い合せを受けて来ました。
チェーンオイルを問わず市販のホビー用途全般のオイルには少なからず防錆対策がなされている物が殆どで、それが添加剤による防錆なのか水置変換性による防錆なのか、そして何より防錆効果の割合は各社により様々です。
ただし、効果としてどちらかが優先されているオイルが大半となり、潤滑と防錆を高い次元で両立させているオイルは非常に稀かと思われます。
BOREDのMETHODにおいても同様で、以前からチェーンオイルとしてはLIGHT DUTYオイルの需要が大変多いのですが、配合されている防錆効果として防錆添加剤の配合比は少なくハッキリと言えば完全な潤滑向けとなり、次いでBSLRオイルもチェーンオイルでの使用が多いのですが、こちらは逆に防錆向けとしての需要が大半を占めています。
そこでBSLRオイルとHYDRAオイルの混合カスタムが注目されて来るのですが、超低粘度のHYDRAオイルと中高粘度のBSLRオイルでラインナップしている理由はソコにあり、これらをユーザーが求める粘度で混合する事でお好みの粘度ながら潤滑と防錆を高次元で両立させる事が出来ると言う事です。
しかも極圧性や油膜性も非常に優秀である為に、METHODの最高峰として全天候全環境に対応出来るマルチパーパスなオイルとなっています。
その他のMETHODオイルやグリスについては個性のあるバリエーションとして、各ターゲット向けに特化したユニークな特性となっていますが、なるべく少数で済ませたいと言う場合には、高荷重を対象に物理的な耐久性も持たせられるBSLRオイルを、低荷重を対象に浸透性や潤滑性を求める場合にはHYDRAオイルをと、マルチパーパスオイルにおいてもこの2製品にてバリエーション化させています。
水分や湿度への対策と合わせ潤滑と保護を目的とする場合には、ゼヒBSLRオイルとHYDRAオイルの混合カスタムをお試し頂ければと思います。
引き続きのお買い求めはBORED STORE又は全国のMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。