自分はBUTCHとVINCENTをでBOREDライダー&アングラーのMORIはJULESを使用しての実釣です。
とりあえず3種共に言える事は予想以上に感度が良いと言う事。最新の高弾性軽量ハイテクロッドに負けない感度の良さです。
VINCENTでは合計重量24gのジグ&トレーラーを終始カバーの奥へサイドキャストしましたが、今まで使用してきたヘビーロッドでは回収出来なかったルアーも、また菱藻も絡むカバー再奥でバイトのあった魚もカバーの枝をなぎ倒しながらフルフッキングで全てバラす事なくきキャッチしました。カバーごと魚をリフトさせてくるパワーながら、決して硬くないブランクは大袈裟では無く理想通りの仕上がりです。1/4ozなどのルアーは軽すぎてキャスト出来ませんが、1/2ozを基準に考えるともうティップが入る事なくボトムもサーチ出来るので情報量が多い上に根掛かりが皆無となりました。
そしてBUTCHはもう完璧に狙い通りです。これはヘビーバーサタイルと言える仕上がりで、1/2ozのフロッグや16gのスプーンをメインに使用しましたが、手首の返しだけで狙い通りのピンスポットへキャストが可能です。更に1/4ozのバズベイトでも問題なくフルキャストが可能でした。テーパーが一番穏やかなので正にオールマイティに使用する事が出来ますが、巻物系をメインに使用すると魚が掛かった重量を感じさせないパワーで軽々と寄せて来られます。やはりファーストテーパーではなくレギュラー寄りのテーパーは、様々なルアーに対応出来るので一番汎用度が高いロッドと言えるでしょう。
そしてBOREDライダー&アングラーのMORIが使用したJULESもかなり感度が良いとの事です。終始MORIの口から感度がヤバイと聞かされていましたが、3/8ozのノーシンカーや1/2ozのフロッグでトップからボトムまで全て対応させていました。
今回は2人共に恥ずかしいサイズばかりとなりましたが、それでも各自二桁を釣り上げ、こんなヘビーロッドでも丸一日中負担が少なく釣をする事が出来ました。
パワーとトルクはかなりヘビーですが、ロッドサイズや重量バランスから市販の汎用的なバスロッドと完全に同等のレスポンスとフィーリングをお約束出来ます。
ワンランク下のパワー表示かと言う程に軽快に使用する事が出来た上、今日の様な雨模様でもリールシートの滑り止め塗装が効果を発揮し、絶妙な触り心地でスリップする事なくキャストする事が出来ました。
何度も言いますが悩まれている人は是非BUTCHを中心に検討していただきたいと思います。トップからボトムまでカバーを臆する事なくキャストを繰り返せる最高のロッドと自負しています。
完全受注生産となりますので、引き続きご注文はBORED STOREよりお待ちしています。
ついでにこんな一日中の雨模様でもWRはウェアを完全に撥水させていました。
ついでにこんな一日中の雨模様でもWRはウェアを完全に撥水させていました。