画像の他にカーボンフォークのリペアを3本同時に行なっていますが、この画像のLOOKはもう最終段階と言う所でした。
症状はクラウンの受け部分が痩せてしまい受け自体が手で抜ける状態につき、画像の様にハイモジュラスカーボンのテープをちょうど良い幅にカットしてから巻いています。それをエポキシ樹脂で固めて行く訳ですが、気温が低いと中々硬化が進みません。このフォークもあと1回エポキシ樹脂を塗布するだけでしたが、この気温だとあと数日はかかりそうです。
樹脂で固めたカーボンを基準よりも厚く積層し、完全硬化後に旋盤で26.4mmに合う様に切削し完成となります。
明日の定休日も休日出勤になりそうな予感。