真冬のカヤックフィッシングやボートフィッシングでは地上とは別次元の極寒状態となります。それは当然ながら水面に浮かんでいる事で冷気の影響を受けるからですが、もう一つの要因として冷気を伴った湿気や体感温度に直接影響する風。更には動く範囲が限られている事も要因の一つとなっています。
これらから身を守る意味でも真冬の防寒対策は万全でないと楽しいはずのフィッシングも辛いだけになってしまう。
自分は数年前にDESCENTEの水沢ダウンを購入してからは真冬のフィッシングで辛い思いをした事が全くありません。防水で軽量なストレッチ性に優れた防寒ダウンと言う事では国内外問わず最強のアウトドアダウンと位置付けていますが、実はもう一つ候補に挙げていたのがこのSTORMRです。
何ともアメリカらしい大胆な発想で生まれたSTORMRは素材にダイビングやサーフィンでお馴染みのネオプレーンを採用しています。
表地にはこのネオプレーンを使用し裏地にはマイクロフリースを使用する事で完全に風をシャットアウトしながらもストレッチ性に優れた柔らかな素材につき動きを妨げない特徴があります。
もちろん独自のテクノロジーで開発した3層構造ネオプレーン素材を使用しているので、生地の厚みは2mmと非常に薄い事も特徴です。
もちろんネオプレーンの特徴として浮力も確保しており水に浮く事も出来ます。
これはフィッシングだけでなくアウトドアでの沢登りや水辺などのウォーターレクリエーション全般で重宝すると思います。
価格も水沢ダウンより安い3万円台〜5万円台とバリエーションによりラインナップされていますが、個人的にはフーディータイプのTYPHOONとSWELLの2ラインナップが気になっています。これなら更にアウターにハードシェルを着込む事でダウンよりも薄く防寒する事が可能なので、結果的に軽さや動きやすさに繋がって行くと思います。
インプレッションは近日またこのBLOGでご紹介しますので、この冬のアウターはレアなUSAブランドSTORMRをゼヒ候補に挙げてみてください。