馬鹿なので難しい話しは理解出来ませんが、結局自分には景気が良くなったと感じる事が無く、季節毎に発売される宝くじに夢などを見ている訳です。
さて、景気の善し悪しを阿部ちゃんのせいにしても仕方ないので、仮にも一起業家または一事業主として思う事、それは継続するか変化するかの二択しかないと。いずれにも該当しない中途半端な状態では良くない、これだけは言い切れると思っています。
昨今、自転車業界の景気と言えばズバリ非常に悪いですね。今まさにシーンの中で夢中になっている人達には感じる事が出来ないでしょうが、離れて見ると凄く分かり易いと思います。
原因は様々ですが、第一に決定的なトレンドが存在していない。第二にジャンルが増え過ぎ広く浅くな現象となっている。第三にメーカーもブランドも増え過ぎて供給過多になっている。この三つが原因ではないかと思っています。
そんな中でも常にアンテナを張り巡らせトレンドを作り出す力のある所、またはひたすらにオンリーワンを継続している所だけが勝ち残れるのではないでしょうか。
BOREDで当てはめるとMETHOD部門は後者に該当すると思っています。今年で11年、ひたすらにオリジナルオイルとチューンドベアリングをメインに製作し、チューニング作業のみは継続している。
そのチューニングに関してはオンリーワンだと自負しています。グリスをオイルに変えただけでは単なる「油脂交換」です。BOREDの場合は分解洗浄は当然ながら研磨や切削も行い量産品であるパーツ自体の精度や公差を最適化させる事で量産品をセミカスタム品へ生まれ変わらせます。これが本当の意味でのチューニングだと思っています。そして重要な部分としてオリジナルでオイルを製作しそれを常に使用している事。
BOREDオイルのルーツは正にこのチューニング用オイルとして納得行く品質を求めた事により誕生しました。なので非常にマニアックながらキチンと説明出来る成分や素材を常にお伝え出来る訳です。
画像のホイールも本日チューニングが完了したところですが、納品した時にお客さんの反応を見るのが毎回楽しみで仕方ありません。
これで数ヶ月経つと効果が落ちてしまうのでは意味がなく、キチンと管理していれば1年以上ノーメンテナンスで使用出来る内容なのもBOREDチューニングの特徴だと思っています。
もちろん競輪選手向けの決戦仕様やロードチーム向けの上り下りに合わせたチューニングからストリートBMXやダウンヒルMTBにも対応出来るチューニングは別メニューで行っていますが、一般的なチューニングとしては効果は絶大だと思います。
さて、そのBOREDオイルですが、前回の記事でもお伝えしました通り材料の一部において入荷の見通しが経たなくなりました。これは正式に本日判明した事となりますので取り急ぎULTIMATE及びVERSATILEのご注文はBORED DEALER各店にてお求めいただければと思います。
そしてBOREDチューンのご依頼はBOREDまでメールinfo.bored@gmail.comまでお問い合わせ下さい。