2014/10/03

明日の定休日は久しぶりにBOREDサポートのMORIと二人きりでの釣行。
今年は数えてみるとも5〜6回しか釣りに行けていません。しかも愛息も参加する事が多かったので一日中終止釣りに没頭する事が出来ず、そう言った意味では本当に明日は久しぶりの釣三昧となりそうです。風さえ吹かなければ。しかも台風が来る直前&秋の荒食いシーズンとなれば明日はチャンス過ぎる。
このところは連日残業も続いていたので良いリフレッシュも兼ねて行ってきたいと思います。
画像のLTD TASKYも久しぶりの登場ですが、同様にBOREDオリジナルロッドF7も久しぶりです。自分で製作した自己満足用なので調子の良いロッドなのは当たり前ですが本当に良いロッドです。
このF7以前にメインで使用していたEVERGREENのAMAZONFLIP改造版も良かったのですが、重さと切れの悪さだけがネックでした。スパイラルガイドをあえてストレートガイドに配置し直し、ガイド数も今時の数に増やしてみましたがなんともモッサリしている。フリッピングには良かったんですがキャストするとモタつく。取り回しも大袈裟になっていたので長さとは関係なく素材が重要なんだと再認識出来たロッドでした。
またMEGABASSのOROCHI X4やRACING CONDITIONも良いロッドでしたが、あれはもうコンテスト用にしました。感度は異常に良くとにかく軽量なのですが、カヤックでのヘビーカバーには向いていない。
さて、このF7は全長7ftのエクストラヘビーでレギュラーテーパー、メインは35tカーボンでベリー部は3KカーボンをX字に編み込み、更にバット部はハイモジュラスカーボンで締め上げています。セパレートハンドル部はマタギのパーツを更にBOREDで切削し、グリップも旋盤で削り出しました。セパレート部のロッドはジャストエースのニッケルメッシュ入りを使用しています。非常に高感度ながらメチャクチャ強力で粘るロッドに仕上げましたが、その目的は単純にフロッグとジグ、極端に上か下だけ専用とする為で菱藻や倒木などのヘビーカバーからバスを無理矢理ブチ抜く仕様です。どれ位強いかと言うと地上に生えた竹に絡んでしまったルアーをそのまま20m程の距離からロッドで引き寄せるとフックが伸びるのではなく何と竹ごと抜けて来ますw または枯れた立ち木の枝部に絡んだ場合も勢い良く引くと太腿程の枝ごと折れて回収出来ますw なので日常釣りをしていてもルアーの回収率が高く、カヤックの上で回収作業を行うとカヤックごと引き寄せてしまわれ一瞬焦るほどです。
そんな極端なロッドですがBORED VITALのDAMASCUS SHEATH KNIFE同様に、受注生産または超少量生産でいずれ製作してみようかと思っています。最低限身内は買ってくれるでしょうし。
そうなると既製のブランクではなくブランク自体もオリジナル製作したいのでまだまだ時間はかかると思いますが、ケブラーやチタンなども上手く使って実用上最強のロッドが出来たらと考えています。あくまでも希望的観測ですので期待しないで下さいね。
そんな訳で明日はinstagramに良い魚を多数アップ出来る事を祈り帰宅します。