本日は外形の造形がほぼ完了した200085のブレード部を酸によりエッチングしてみましたが、今回もダマスカス特有の模様がしっかりと浮き出ています。
つい先日まではオーダーいただいた客注の220105を数本仕上げ現在レーザーマーキング業者へ出したところですが、やはりナイフ1本作るのには時間がかかります。
特に酸によるエッチングや仕上げのブルーイングを行う場合は湿度などが影響して来る為に水溶液を作る際の配合量に気を遣います。
本日も夕方から雨の予報だった為にエッチング作業は午前中に行いました。エッチングの水溶液を作る際に基準量に対し溶かし込む酸をプラスマイナスさせる事でしっかりとしたダマスカス模様が出てくるのですが、この量はもう勘に近い匙加減となります。
上記DAMASCUS SHEATH KNIFE200085はまだ客注にはなっていませんが、実際手にしていただけると分かるダマスカス鋼の重厚感、そして逆に規則正しく編み込まれたドライカーボン目がなぜか不思議とマッチしたBORED VITALオリジナルのフルハンドメイドナイフです。
とことん切れ味を重視した熱処理につきアウトドアやレジャーシーンでも実用可能なナイフとなります。
今回よりハンドル材は接着オンリーとなりましたので、以前よりも多少価格が安くなっていますが、ナイフ自体の素材や材料は以前と変わりません。BORED STOREよりご注文お待ちしています。